2015年12月30日水曜日

新谷かおる QUO VADIS クオ・ヴァディス 6巻

イエスはオーディンよりも多くの実験、研究を行い、たくさんの結果を手に入れているようです。


-End of the world-
評議会に逃げ込んだピエールを“食べた”コーリング教授が復活したことで予知者・アテナの実験は軌道修正を余儀なくされる。一方、<棺>を探す教授とオーディンは調査の内に意外な事実を知り…!?真実を追い求めるファンタジック・サーガ待望の第六巻!!



●あらすじ
バチカン地下儀式所に潜り込んだジャン・ピエール。
一方で、エドとリズ、フレイアとオーディンが情報を交換し合う。
リズに異変。
ソフィアとルーが地下儀式所での騒ぎを収めるまでもなく、アテナが入ってくるとピエールは干からびていた。
コーリング教授が復活。
ルー、アテナ、ピエールの血を飲みリズと同じく新種となるコーリング教授。
なんとそれぞれの記憶まで吸収していた。
伯爵は新たな獲物を物色する。
不幸なことにサラのもとへやってきて、銃で撃たれ顔を吹っ飛ばされる。
リズは食事を取れるようになり、太陽の光を浴びても平気になる。
再びバートリーのいるチェイテ城へ。
また脱走を試みるピエール。
迷い少年に出会い出口を教えてもらう。
棺を捜索するフレイアとオーディン。リズにまた異変。エドが鍵に。


オーディンやフレイアが存在したことで新種が生まれたということは、吸血鬼もイエスが試した結果生まれたのかもしれないと思わせる展開でした。

フレイアのカプセル(棺)からいわゆる奇跡、神の御業が起こることも知っているイエス。彼の求めるものは何だろう。展開が楽しみです。


新谷かおる QUO VADIS 6巻
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