2023年8月14日月曜日

ろびこ 僕と君の大切な話 3巻

相沢さん(相沢のぞみ)は気持ちが上に行ったり下に落ちたりして大変そうです。東くんと話す前は平坦な日々だったので楽しんではいるみたいです。

東くん(東司朗)は駅のホールでの相沢さんの告白が本当だったことを知ります。話しているうちに特別な存在のように思うようになり、まさかその人が自分のことを好きだと知ってどうしたらいいかわからない様子が面白いです。

うまく自分の気持ちを出せない性格の浜田さん(浜田まりん・はまりん)はカフェインくん(高橋卓也)とどう仲良くなっていくのか楽しみです。




●ep.12胸キュンってなあに

東くんは漫画の感想を文芸部の部員と話しています。

その横で相沢さんは無の状態で座っています。昼ご飯を東くんと二人で食べる貴重な時間が中庭は寒くなって来たので続けることが難しいと思っていたのに、東くんがいい場所を知ってるというので、期待して行ってみると文芸部の部室でした。ストーブがあるので寒くありません。しかし、文芸部の部員がいるので二人きりではありません。東くんに怒りを覚える反面、東くんの知らない部分を知ることができるので言いようのない感情がせめぎ合っています。


文芸部部長の浜田さんが入って来ます。浜田さんは相沢さんに部長としてかっこいい姿を見せたいようです。

しかし、相沢さんはそんな浜田さんのことを気にすることもなく東くんとしゃべっています。東くんにどうしてこの場所、理科準備室に文芸部の人たちがいるのか訊ねます。

東くんは文芸部は他部に部室を奪われ、自分が見つけた理科準備室にやって来て、活動するようになったと話します。


東くんは家から持って来た漬物を相沢さんにすすめます。

相沢さんは漬物を食べ、東くんは文芸部の部員がすすめた漫画を読んでいます。

東くんは、

「……相沢さん 胸キュンって…なんだろう」

と言います。そこから胸キュンについて話します。

相沢さんは妄想を始めます。

東くんは相沢さんの照れた表情にドキドキし、向けられる表情ひとつひとつに目を奪われます。

相沢さんは漬物ごちそうさまと言うと、東くんは喜んでもらえたと感じ、ここが僕の一番好きな場所だから相沢さんにも楽しんでほしいなと思ったと言います。

相沢さんは、

「私はどこでも東くんと一緒なら楽しいわ」

と言います。

相沢さんと東くんは互いの言葉にキュンとします。



●ep.13好きになってくれますか?

相沢さんは自宅の前で弟を取り合う2人の女子生徒に会った話をします。女の子を泣かせる弟を心配します。

東くんはモテる男の気持ちを知るにはと環くんに相談します。

相沢さんの質問に環くんが答えます。環くんが答えていくと相沢さんは呆れてしまいます。

相沢さんの心の温度が下がっていくのに気がつかない環くんに代わって東くんがなんとかこれ以上悪くさせないために懸命に理屈を展開します。

しかし、東くんは環くんをフォローできず、相沢さんをはっきりと怒らせていると感じます。

相沢さんは東くんの理屈を聞いて、自分が告白したことを忘れていると判ります。くやしいので東くんに反論します。

東くんはあくまで僕の意見だと譲りません。

環くんが二人の間に入り、場を和らげます。話を変え、東くんに相沢さんをどう思うか訊ねます。

相沢さんは環くんが訊きたいことを言ってくれて気持ちが上がります。

東くんは急にどう思うかと言われ、躊躇してから、

「…ぼ 僕にとっては なんでも話せる …唯一の女子だ」

と言います。

相沢さんは唯一と少しだけ特別感を出してくれたことに嬉しさがこみ上げます。

相沢さんの弟の話は解決しませんでした。鐘が鳴り教室に戻ります。

相沢さんは東くんにさっきは悔しくて反論したと言い、東くんは相沢さんの言う通り理屈ではないと言います。

東くんと話す相沢さんの表情を見て環くんは何か発見があったようです。



●ep.14文系女子は塔の上で踊る

浜田さんは恋なんてしないと思っていました。しかし、ある出来事を境にある男子のことを目で追うようになります。興味のないフリをして東くんからある男子についての情報を得ようとします。

浜田さんはその男子はカフェインと呼ばれていることを知ります。相沢さんと東くんがカフェインくんについて話しているのを聞き耳を立てて内容に一喜一憂しています。冷静でいたいのに心がそうさせてくれなくて言わなくてもいいカフェインくんのことについて顔を真っ赤にして言い訳するように言います。

相沢さんと東くんは、急にどうした? と驚きつつも黙って浜田さんの話を聞いています。

浜田さんの後ろに話していた張本人カフェインがいて、浜田さんが気づき恥ずかしさのあまり逃げ出してしまいます。



●ep.15東くんは忘れてる・前編

相沢さんはジレンマを抱えています。

東くんがどうやら告白したことを忘れているらしく、恋心に気づかず無神経な発言を繰り返すことに穏やかではいられません。でも、告白について確認し返事が望まない結果になっては昼ご飯さえなくなってしまうと困っています。


いつものように東くんは話しています。

相沢さんは大きなため息をつきます。

東くんは相沢さんの樣子に異変を感じつつも気づかないフリをします。

相沢さんは浜田さんに東くんが告白したことを忘れていて悩んでいると言います。


東くんは相沢さんが元気がないので、また何か余計なことを言ってしまったのかと心配します。自動販売機の前で相沢さんを見かけます。元気がなく見えるのでどうしたのか心配していると言います。

相沢さんは、

「……東くん 私たちが出会った日のこと覚えてる?」

と言います。

東くんは、

「? うん 収穫祭の準備中。」

と言います。

相沢さんはびっくりします。

相沢さんの反応に東くんは、

「ーー ああ 覚えてないかな 僕たち1年生の時少し話したことがあるんだけど」

と言います。

相沢さんが驚いたのは東くんを好きになったのがその時だったので、東くんがその時のことを覚えていたからです。相沢さんは嬉しさがこみ上げてきます。

東くんは相沢さんが急に元気になって何がなんだかよくわからないようです。


東くんは昼ご飯で理科準備室にやって来ます。ストーブの前で暖を取っていると、浜田さんがやって来ます。

浜田さんは、

「あんた うちののぞみんを振るなんてどういうこと?」

と言います。

東くんは思ってもいないことを言われ、

「………は?」

と訊き返すと、

「しらばっくれんな のぞみんから聞いたわ 駅のホームで断ったんでしょ のぞみんの告白」

東くんは初めて駅のホームで相沢さんと会って話したときの記憶を呼び起こします。あの告白はからかわれただけ、冗談だったのではと思い返します。しかし、相沢さんと話すようになって彼女がそんな冗談を言う女の子ではないということもわかっています。結果、東くんは、俺、相沢さんをフッたの? と自分に問いかけます。そして急に相沢さんを恋の対象として意識してしまいます。



●ep.16東くんは忘れてる・後編

東くんは相沢さんが今はどう思っているのか気になります。

相沢さん普段通り東くんに接しています。

東くんは普段、相沢さんとこんなにも近い距離で接していたのかと意識してしまったせいで冷静ではいられません。

会話の中で相沢さんが、

「あはは 東くんメガネなのにはそれなんだもの ほんとガッカリがすぎるわー」

と言って、東くんが仮にもし好きな相手だとしてこんなことが言えるだろうか… 、という場面あって笑ってしまいました。


期末試験が終わります。

東くんは相沢さんに会えていないのでさみしさを感じています。

相沢さんは東くんに会えていなくて禁断症状で体が震えています。

東くんは相沢さんを見つけて声をかけます。相沢さんは久しぶりに東くんに会えて嬉しそうです。

東くんは相沢さんについていろいろ考えていたのに会ってみると、今こうして仲良くしてくれるならいつもの自分でいいかもと考えます。

そして、日常に戻りいつもと変わらぬ日々を過ごし、2学期が終わります。

終業式、東くんは勇気を出して相沢さんに、

「ぼ 僕は 休日はいつも午前中に図書館で本を借りて駅前の喫茶店でお茶をしてかえるんだ よかったら 相沢さんもどうかな」

と冬休みに会わないかと誘います。

相沢さんも東くんも顔が真っ赤です。

続きます。




ろびこ 僕と君の大切な話 3巻
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2023年8月10日木曜日

ろびこ 僕と君の大切な話 2巻

浜田まりん(はまりん)という人物が登場します。相沢さん(相沢のぞみ)の友人で、文芸部の部長です。東くん(東司朗)のことは文芸部にたまに顔を出すので知っています。自信がなくて臆病なところがあるのに、人前では強気を見せようとするところが面白いです。

相沢さんは本当に東くんのことが好きなんだよね? と訊きたくなります。東くんに可愛いと思われたいとは思っていないような刺さることを言うのが面白いです。




●ep.7ラブラブですか?

相沢さん(相沢のぞみ)と東くん(東司朗)は中庭のベンチで昼ご飯を食べます。

相沢さんは東くんと一緒にお昼を過ごせるので幸せに満ちあふれた表情です。

クラスメイトが相沢さんと東くんが二人でいることに興味津々です。

仲間に入れてとやってくる者、偶々を装って絡んでくる者、みんなの代表として一人が来てどういう関係なのか訊ねる人が次々とやって来ます。とにかく相沢さんと東くんが気になって仕方ないようです。

環がやって来て、

「東くんと相沢さんは付き合ってるの? ラブラブなの?」

と誰もが訊きたくて仕方ないことをいとも簡単に訊いてしまいます。

相沢さんが立ち上がり、

「付き合ってませんし ラブラブもしていません 私と東くんはただここで友人として話をしているだけです それ以上でも以下でもありません なので あまり騒がれるのは困ります どうか 誤解のないようお願いします」

と言います。

はっきり言葉にしてくれたのでクラスメイトは解散します。

東くんは自分が言うべきことだったと相沢さんに謝ります。そして、

「だからどうか これに懲りずにまた僕と話してほしい」

と言います。

相沢さんは笑顔です。


教室に戻った東くんはクラスメイトに東くんが相沢さんを好きなのだと理解し応援の言葉をかけます。

相沢さんの友人はまりんは、

「…ねえのぞみん のぞみんの好きな人って4組の東?」

と訊ねます。相沢さんの動揺する表情から理解します。



●ep.8猫にひっかかれるとなんだか嬉しい

鮭弁当を食べている東くんのそばにはまりんが地面に座っています。

東くんははまりんを部長と呼びます。

相沢さんがやって来ます。

相沢さんは東くんにはまりん(浜田まりん)を友人と紹介します。

浜田さんは相澤さんに東くんのことを知っていて、部活にたまに顔を出すと言います。

東くんも文芸部には知り合いがいて浜田部長にはお世話になっていると言います。

知らなかった相沢さんは浜田さんに教えてくれればいいのにと言います。

浜田さんは相沢さんに東くんのことを好きって知らなかったと言います。相沢さんと東くんがどれくらい仲がいいのか確かめに来たようです。

「東… あんたなんでのぞみんとここで昼飯食ってんの?」

と訊きます。

東くんは考えに考え抜いて完璧な返答を導き出した気になり応えます。

浜田さんは冷めた感じで対応します。相沢さんと東くんが仲良くするのが気に入らないようです。


お昼ご飯を終え、相沢さんは浜田さんになぜ東くんに素っ気ない態度を取るのか訊ねます。

浜田さんは東くんが女子苦手って言ってるのに相沢さんが美人だから仲良くしようとしていてむかつくと応えます。

相沢さんはありがとうと返し、

「本当に美人だというなら 少しはなびいてほしいものだわ…」

とつぶやきます。

浜田さんは相沢さんがいいならいいんだけどと言い、一人トイレに行きます。個室に入ると隠していた感情を吐き出します。平静を装っていただけで、相沢さんが東くんに恋しているのがわかり、相手が東くんなのが腹が立つし、何より相沢さんが遠くに感じてさみしくなります。誰にもぶつけられない感情があふれています。


相沢さんは東くんに初めて会った時のことを思い出します。それがきっかけで東くんを目で追うようになり、距離を縮めていって、駅にホームの告白に至ります。ようやく相沢さんがどうして東くんなのかがわかりました。


図書室で浜田さんは東くんを見つけ、お昼の態度を謝ります。

東くんは理由を訊き、それだけ相沢さんのことが大事なんだろうと浜田さんの気持ちを推し測って謝る必要はないと言います。

相沢さんが図書室入ってきます。東くんと浜田さんがいてびっくりしています。

相沢さんは浜田さんに東くんと何を話していたのか訊ねます。

浜田さんは相沢さんにも、東くんに素っ気なくしたこと、付き合うとか言われたらどうしようとさみしくなってしまったと謝ります。

相沢さんは、

「何を差し置いても東くんと付き合いたいと常々思っているわ」

と笑顔で応えます。

浜田さんは笑顔でその場は対応します。でも、付き合ったら嫌なので、自分が見ているときは東くんを威嚇することにします。



●ep.9思春期ですから

相沢さんと東くんはいつもの場所でお昼を食べます。

今日は東くんのクラスの女子の傍若無人ぶりについて話します。

そこから相沢さんの質問が始まります。

東くんは自分を偽って質問に答えていきます。そんな自分に嫌気が差してきて額に手を当てて考え込んでしまいます。

そんな東くんを見て相沢さんは顔色が悪いと心配します。

東くんは相沢さんが急に顔を近づけてきたので照れて飛び跳ねてしまい、植え込みに背中から落ちてしまいます。そして、素直に相沢さんの前では格好つけたくなると白状し、相沢さんは自分にとって特殊な人間なのかもしれないと言います。

相沢さんは、

「私のほうこそいい格好しようとしてばかりだわ だって私 東くんに女の子として見てもらいたいんだもの」

と言います。

東くんはそう言う相沢さんの表情に心臓が跳ねます。このタイミングで相沢さんにはっきりさせたいことを言おうとします。しかし、風に邪魔されてタイミングを逃してしまいます。東くんが特殊だと感じる人が特別なのだと気づくにはもう少し時間がかかりそうです。



●ep.10デートに行こう!

相沢さんは映画鑑賞券を入手します。東くんを誘うと、その日は補習だと言われます。

相沢さんは勉強ができるので補習はありません。

東くんはメガネをかけているのに勉強ができません。残念メガネです。

浜田さんも東くんの仲のいいクラスメイトのほとんども補習です。


教室に集まり、補習の前にいろんな話で盛り上がります。

浜田さんは黙って話を聞いていて、心の中で持論を展開しています。


後日、相沢さんは東くんと映画に行くことができました。



●ep.11恋は嵐

相沢さんと東くんがお昼を食べていると環くんがやって来ます。

環くんは相談を始めます。


浜田さんは高橋(カフェイン)くんと何か始まりそうです。


相沢さんは運動場にいる東くんを見つけます。

東くんは相沢さんの視線に気づき手を振ります。

相沢さんは東くんが気づいてくれた慶びを噛み締めています。

環くんが相沢さんに話しかけます。

相沢さんは環くんの踏み出そうとした誘起をとても格好いいと言います。

環くんは自分の意図に気づいてくれた相沢さんにこれまで感じたことのない感情を覚えます。


お昼いつもの場所で東くんは独女をしています。

相沢さんが声をかけます。もう少し寒くなったら中庭でひるごはんは食べられなくなるねと言います。

東くんは相沢さんの顔を見て、

「そうなったら また別の場所を考えなくてはいけないな 大丈夫 僕はいい場所を知っている」

と言います。

相沢さんは二人のお昼ご飯が続くのがうれしいようです。


「何イチャイチャしてるの?」

環くんがやって来ます。相沢さんと東くんが座るベンチに座ります。

相沢さんは東くんと少し距離をとって座っていたので、環くんが座り、東くんの方へ押しやられます。東くんとの距離がグッと近づきます。

「ありがとう」

相沢さんは環くんに感謝します。

続きます。



ろびこ 僕と君の大切な話 2巻
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