本音をぶつけ合い、はじめての喧嘩をした真昼と真夜。仲直りできたはずと思うふたりだけど、実は本当に胸の中に抱えているものはお互いに話せずにいた…。そんななか、同じバイト先の真夜が葵にとうとう告白してしまう。さらに銀河も真昼に、「俺にしとけ」と告白してきて……!?
真昼の真夜への劣等感は真昼自身が作り上げてしまったものでした。不運が重なってあれもこれもと妙なつながりを意識してしまったらなかなか抜け出せないと思います。
真夜はただ頑張って生きてきただけで、真夜の言う通り劣等感を抱かれても困ると思います。
真昼は葵との出会いで真夜への劣等感を克服しました。この一つの出来事で乗り越えられたのは葵のおかげです。
真昼が葵を信じてみようと思ったことも重要です。この思いがうまくいってよかったなと思います。そして、真昼と真夜姉妹が気持ちをぶつけ合えたことがなによりよかったなって思います。
銀河は真昼に俺にしとけと告白します。
真昼は驚いてそのあと困ったような表情でごめんなさいと断ります。
銀河はわかっているわかってて言ってると言います。
真昼は守谷を誘いみね屋に行きます。
守谷は真昼がものすごく落ち込んだ表情をしているからつきあった、美味しいパンが食べられてよかったと言います。
真昼が落ち込んでいる理由は知っているようで、落ち込むことはない断ったんだからあとは銀河の問題だと言います。
真昼は葵と銀河の関係が変になるのは嫌だなって思う、葵に明日話すと言います。
それを聞いた守谷は真昼にすこし変化したと言います。
真昼は真夜ならどういう選択をするだろう、真夜との関係は自分が壊していると考え、真夜といろいろ話したいと思います。
銀河は葵のバイト先が忙しいので手伝いをしています。葵が学校をサボったのにバイトには顔を出していると知り注意しに来たのに店が混雑していていのでぶつぶつ言いながら手伝っています。
銀河が真夜がいないことを訊くと葵は好きだと言われて断ったから顔を出しにくいんだろうと言います。
銀河は真昼にそのことを話したか訊きます。
葵は真昼にとって真夜は大事な人だから言いにくいと言います。
銀河は焦った様子で今直ぐ真昼に連絡先するように言います。
葵は真夜が真昼の一番のコンプレックスだということを知り、ずっと真昼を傷つけていたのかもしれないと呆然とします。
銀河はどうする? 逃げるか? と選択を迫ります。
真昼は自室にいると真夜が来てドア越しに葵とのことを話します。葵のことを好きになって想いを伝えたらふられたこと、相手が誰であっても真昼を選ぶ他に選択肢はないと言われたと言います。
真夜がドアを開けず戻るので、真昼が部屋を出るともう真夜の姿はありません。心の中で真夜に謝ります。
真昼と葵は二人で出掛けます。水族館に行き楽しんだ後話したいことがあると二人が初めて会った公園へ行きます。そこで二人は互いの気持ちを確認します。真昼は私を選んでくれてありがとうと言います。
葵は真昼が真夜にコンプレックスを抱いていたことに気づかなかったと言います。
真昼は葵が真夜へ抱くコンプレックスから救ってくれたんだと言います。
翌日真昼は学校に行き葵に今日葵の家に行きたいと言います。葵の家で仏壇に手を合わせ兄弟と楽しい時間を過ごします。
葵に送ってもらい帰り道真昼は真夜と話してみようと思うと言います。帰宅すると母親が真夜が部屋から出てこないから呼んできてと言われます。真夜の部屋の前で自分の気持ちを話します。
真夜が部屋から出てきます。
当たり障りのないことを話す真夜に真昼は本音で話そうと言います。
真夜は真昼への気持ちを明かします。
真昼はまだ遠慮していると感じて叩きます。
真昼と真夜はつかみ合いの喧嘩をします。ようやく思っていることを言い合います。
その夜二人は一緒に眠ります。
真夜はバイトを辞めます。真夜の代わりに真昼が葵のバイト先の店で働くことになります。
学校で真昼は銀河にお礼を言います。真夜とじっくり話すことができて前より近い存在に感じていると言います。
銀河は真夜との距離を縮められたことや葵とうまくいってよかったと言います。だけど自分と真昼との距離は今まで通りというわけにはいかないと言います。ダメならこれまで通り友達でという気持で告白したんじゃないと言います。
銀河はこれで最後だと言い去っていきます。
真昼はこらえきれず涙を流します。
真昼がバイトを始めます。葵と一緒に働くのが楽しいようです。
バイトを終え帰り道、真昼は守谷から連絡が来ていることに気がつきます。葵と別れ、守谷が待っている公園に行きます。
守谷は目に涙を浮かべています。先生がとうとう結婚することになったからです。守谷は先生に好きだと伝えふられに行ってくると言います。
真昼は言葉が見つからずうんとだけ言いお守りを渡します。
真昼が守谷が戻ってくるのを待っていると、真夜が帰りが遅い真昼を探してやって来ます。
真昼は理由を話して心配ないから母親に遅くなると伝えてと言います。
守谷が戻ってきます。感情を押し殺しています。真昼にふられたと報告して涙を流します。真昼は守谷を抱きしめます。守谷は想いを伝えてよかったこれで前に進めると言います。
真昼と守谷と葵と銀河は先生の結婚式に出席します。
真昼はブーケを受け取ります。
葵はいつかあんなふうになりたいねと言います。
葵は真昼を自宅まで送るとちょうど真夜が玄関先に出てきていて話します。
真夜は葵に姉をよろしくと言います。
真昼は葵の兄弟たちと遊びに行きます。
葵は真昼に父から預かってきた手紙を渡します。
真昼は手紙を読みます。遊びに来た場所は葵の母親との思い出の場所でした。
葵は改めて真昼への想いを伝えます。妹が作った花飾りを受け取り真昼につけてあげます。
結婚式のような誓いの言葉を述べて、気持ちを隠し合います。
真昼は葵の父親へ手紙を書きます。
真昼は本来の明るさを取り戻したようです。
終わりです。
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