2024年6月28日金曜日

池谷理香子 ハコイリのムスメ 2巻


珠子は大学生活で恋をしたいのに、紀之を見慣れてしまい他の男の子にときめかなくなります。しかし、部長笹塚には何か思うところがあるみたいで何か起こりそうな気配です。

紀之はずっと気持ちを引きずっていた沙羅と再会したのに、沙羅は紀之だけというわけではなくて、うまくいきません。紀之のようなまっすぐで真面目な人物に、沙羅はわざわざ自分から会いに来たのにひどいことをするなと思います。




珠子はフットサルサークルの部長笹塚にときめきを感じます。

その数秒後に同じサークルの3年生の星野佳代とつき合っていることがわかり撃沈します。



珠子は自宅で彼氏をつくってイチャイチャしたいとひとりごとを言っているのを紀之に聞かれます。紀之に付き合ったりしないのかと訊くと、そのことについて話す気はないようで、世の中そんな単純だったら誰も苦労しないと言います。



珠子はゴールデンウィークに帰省します。

おじいちゃんに2人の生活を訊かれると珠子は顔を赤らめます。



紀之は沙羅という女性に再会します。



珠子は実家から戻って来ます。マンションに向かう途中で紀之と会います。話しながらマンションに入ろうとすると、沙羅が紀之の後をつけてきていて紀之に声をかけます。

珠子は紀之と沙羅が何かあった仲なのだと察知します。あまりに2人の姿が似合いすぎて見えて邪魔をすると悪いと感じ、なんとか自分は立ち去らねばと適当な言い訳を作ってどこかへ去っていきます。



紀之と沙羅は公園で話しをします。

沙羅は紀之に彼女がいないならまた会ってほしいと言います。



珠子は大学の屋上で木嶋卓に昨日あったことを話します。そして、紀之と沙羅がぎこちない関係になった原因は自分にあるのかもしれないと考えます。



紀之は沙羅とデートしたりします。

夜、珠子は一人で部屋にいると紀之と沙羅のことを考えモヤモヤした気持ちになります。



珠子はサークルの部長笹塚と話します。紀之を応援しようと決めます。

珠子がマンションを出ると沙羅がいて、珠子が紀之のマンションから出てきたことを問いつめます。

ちょうど紀之が帰って来て、沙羅を連れていきます。



紀之は沙羅と言い合いになり、帰宅します。

珠子は帰ってこないと思っていたと言います。

紀之は沙羅とは遊んでただけでつきあうとかないと言います。

珠子は紀之を叱ります。

珠子と紀之はデリバリーのピザを食べます。

紀之は珠子に叱られて反省し、沙羅に気持ちを伝えると言います。



珠子は大学の屋上で笹塚と話します。

珠子は紀之のことで気持ちがションボリしています。



珠子は紀之とゲームをしています。実家では禁止されていたからとても楽しそうです。

紀之は珠子が弟のヒロに似ていると言います。そして、明日沙羅の家に泊まるからなにかあたったら連絡してと言います。

紀之と沙羅はつきあいます。



紀之は木嶋卓に沙羅に珠子とのことを黙っていることが心苦しいと話します。



紀之が家にいないので、珠子は一人暮らしを満喫します。お風呂上りバスタオル一枚でウロウロして、そのままの姿でソファーでアイスを食べたりします。実家でもできなかったことができて満足な一方で、一人の部屋はさみしくもあります。紀之のことを考えていると、もしかしたら紀之のことが好きなのかもと自覚し始めます。紀之を困らせるだけだから頭によぎる紀之への思いを捨て去ろうとします。葛藤しているとメッセージが届きます。合コンに来ないかという誘いです。



珠子は合コンに参加します。

紀之はサークルで集まっている時に珠子が話しているのを聞いて、珠子にメッセージを送ります。



珠子は期待して合コンに挑みます。



帰宅して珠子はゲームを始めます。

紀之は珠子の様子を見て、合コンは不発だったのかと訊きます。

珠子は合コン自体は楽しかったと言います。けれどときめかなかったようです。紀之のような美形を見ているので、男の子を見る目が厳しくなっていることがわかり焦ります。



紀之は沙羅の家に泊まります。

沙羅が友達が来るというので、紀之は帰宅します。



その夜、珠子は一人なので、バスタオル一枚でソファーに寝転び携帯をいじって過ごしています。そのまま眠気がきてうたたねしていると、人の気配を感じます。目の前に紀之が立っています。寝ぼけた様子で今日は泊まりじゃあなかったっけと体を起こすと、バスタオルがはだけます。

紀之は慌てて珠子に格好を指摘します。

珠子はバスタオル一枚で過ごしていたことを思い出します。バスタオルがはだけてしまっていることに気づき、叫びます。

珠子は自分の部屋に駆け込み、紀之にハダカを見られてしまったと動揺します。

ドアの向こうで紀之は、急に帰って来て悪かった、そんなにちゃんとみてないから、珠子はヒロみたいだから気にするなと言います。

珠子は弟みたいと言われて落胆します。



翌日、珠子は紀之に素っ気ない態度を取ります。

紀之は言いたいことがあるなら言ってほしいと言います。

珠子は胸の内を打ち明けたら紀之が困ることがわかっているので一人でモヤモヤします。



紀之は木嶋卓に珠子の機嫌が悪くて、何がそうさせているのかわからないと愚痴を吐きます。平静を装っていたものの、紀之だって珠子のハダカは思いきり焦っていたようで、何もないからと伝えるために言ったことで珠子を傷つけてしまったことなど想像もしていません。



珠子は体調が悪くて学校を休みます。体調はどんどん悪化します。



紀之は沙羅の家にいます。珠子のことが心配になり帰宅します。



紀之が珠子の部屋をのぞくと、珠子がぐったりしています。



翌日珠子は目を覚ますと紀之はいなくて、自分一人で風邪を乗り切ったのだと思います。



紀之は朝、沙羅の家に行くとマンションの前で男性と一緒にいるのを目撃します。



紀之が帰宅して、珠子は風邪は治った、自力で何とかしたと言います。

紀之は黙って聞いています。

珠子はここ最近の紀之への変な態度を取っていたことを謝ります。

紀之はもうそんな気持ちを抱かなくていいと言います。

紀之は自分の部屋に行き、沙羅と見知らぬ親しそうな男性の様子を思い出します。信じられない、信じたくないという気持ちでいっぱいです。



紀之は沙羅に連絡し、つきあえないと言います。



珠子が帰宅すると、沙羅がマンションの前に立っています。マンションの裏の駐車場から部屋に入り、紀之にメッセージを送ります。

紀之が帰ってきます。

珠子は沙羅に会ったのかと訊きます。

紀之は駐車場から入ったからわからないと言います。

珠子はまだマンションの前に立っているのかもしれないと言います。

紀之は別れたから関係ないと言います。

珠子は驚きます。ちゃんと話をしたのかと訊きます。

紀之は二股をかけられていて、自分はその程度の存在なのだと思ったと言います。

珠子は合羽を着て、外の様子を見に行きます。

沙羅はそれからしばらくして帰っていきます。

珠子は紀之に沙羅が帰っていったと報告します。



翌日、珠子は沙羅がマンションの前に立っているのを見かけ、紀之に報告します。

紀之はしばらくは駐車場から出入りしてほしい、放っておけば諦めるだろうと言います。



珠子は合コンで知り合った男の子と遊びに行きます。しかし、頭の中では紀之と沙羅とことばかり考えています。



珠子は夜、胃薬を見つけます。紀之に沙羅について訊きます。



珠子は合コンで知り合った男性に交際を申し込まれます。しかし、考えさせてくださいと返事を保留します。



珠子は帰宅するとマンションの前に立つ沙羅を隠れて見ている紀之を見つけます。紀之を怒って、沙羅がこちらに気づくように大きな声を出します。

沙羅は紀之に気がつきます。

紀之と沙羅は話しをします。

沙羅は懸命に思いを伝えます。

紀之は沙羅の気持ちは俺では埋められないと言います。

珠子は隠れて紀之と沙羅の会話を盗み聞きしていて、それを聞いて泣いています。



部屋に戻り、ピザを食べながら話します。

紀之は大学を卒業するまで恋愛しないと言います。

珠子は合コンで知り合った若林に断りの返事を送ります。



翌日、珠子は若林から追いかけ回されます。

笹塚から匿われて、難を乗り切ります。

珠子は笹塚に感情が高鳴ります。



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2024年6月26日水曜日

池谷理香子 ハコイリのムスメ 1巻

主人公は園田珠子という高校生の女の子です。

珠子は幼稚園から地元のお嬢様学校と呼ばれる私立女学院に通い、小中時代は放課後のほとんどがお稽古事、高校生になっても平日の門限は5時、休日は4時、勉学に励む事、家事手伝いをすること、そんな家庭に育った箱入り娘のお嬢様です。園田家のたった一人に跡取り娘で家を守り、家族を守り、この土地でい来ることを小さい頃から繰り返し聞かされてきました。

珠子は本屋で出会った靖という男の子と交際します。彼が高校を卒業したら東京に行くというので、自分も東京に行こうと家族に悪だくみをして東京大学に進学し東京で大学生活を送るという物語です。

珠子が夢見がちな子なところ、しっかりと考えを持っているところ、でも大切に育てられてたからあぶなっかしいところが面白いです。




靖は珠子に高校を卒業したら親の美容室を継ぐために東京の専門学校に行くと言います。

靖が東京に行くことを知った珠子は帰宅し、おじいちゃんを探します。お手伝いのクマちゃんが来客中で応接室にいると言うと急いで向かいます。襖を開け、おじいちゃんを確認すると、

「おじいちゃん わたし 東京の大学に行ってもいい!?」

と言います。

来客中にもかかわらず、おじいちゃんは珠子を見て、

「理由は?」

と訊ねます。

珠子は応えられません。

おじいちゃんは、

「駄目だ このまま 華岡の短大に進学しなさい」

と珠子の要望を切って捨てます。

珠子は、

「…………はい …………失礼します」

とおじいちゃんに従い、部屋を出ようとします。

おじいちゃんはとてもこわくて、園田家ではおじいちゃんの言うことは絶対なのです。

ところが、

「行けば」

と壁際に立っていた美形の男の人が珠子に言います。

「本気で行きたいなら 行けば べつに爺さんの許可なんていらないだろう」

珠子は男の人があまりに整った顔立ちをしているので見入ってしまいます。

おじいちゃんが男の人の前に立ち、ひと睨みします。

男の人は怯みません。男の人は津川紀之と言います。

おじいちゃんは紀之に

「君の両親とはまだ話し合いの途中だ 出ていなさい」

と言い、珠子と紀之を応接室から出します。

珠子は紀之のようなおじいちゃんに睨み返した人を見たことがなく驚きます。

母親は珠子に仕出し屋「つがわ」の紀之と弟の弘之だと紹介します。

紀之は珠子と同じ高校3年生です。

珠子は母親に、

「お母さん わたしあんなキレイな男のコ初めて見た…」

と言います。

母親は笑いながら、

「そういえば珠子 さっきは大慌てでどうしたの?」

と訊きます。

珠子は本題を思い出します。でもどうすることもできず落ち込み、紀之が言った言葉を繰り返し思い出します。



珠子は靖といるところを紀之に目撃されます。急にお腹が痛い帰ると言って別れ、紀之を引きとめて話しをします。

紀之の話を真に受けて東京に行く決意をしておじいちゃんを説得しようとします。

母親も珠子を味方して説得します。

珠子はクマちゃんから仕出し屋の「つがわ」の経営状態を知ります。翌日、珠子は紀之に会いに行きます。

紀之は珠子の物言いに腹を立て文句を言います。

珠子は東京に行きたいと来客中の応接室に入っていったことを思い出し、紀之に謝り、気持ちが変化したきっかけをくれたことに感謝します。



珠子はおじいちゃんに東京に行きたいと言わない、一生この家を出ないって約束するから、津川さんのお店を助けてあげて欲しいとお願いします。



母親はもしかしたら珠子が紀之のことを好きになったんじゃないかとお父さん(おじいちゃん)に言い、娘の恋愛に盛り上がります。

おじいちゃんは娘(珠子の母親)の言葉を聞き、津川家に家に来るよう言います。



おじいちゃんは、

「珠子 紀之君 両家合意の元 お前達2人を許嫁同士とする」

と言います。

珠子と紀之は急な展開に驚きます。

紀之の両親は園田家が「つがわ」を支えてくれるというので目を輝かせます。

紀之は話しがどんどん進んでいくので受けないと拒否します。

珠子は紀之の手を引き部屋を出ます。廊下で紀之にどちらにも得なことしかないと説得します。互いの都合のいい所だけを受け入れて偽装婚約をして大学を卒業したら自分の方から破棄すると言います。

紀之は珠子の考えに乗る方が賢明だと考えます。

珠子と紀之は部屋に戻ってきて、

「みなさんっ わたし達結婚しますっ♡」

と宣言します。



結納が執り行われます。

紀之は後ろめたさが残ります。

おじいちゃんは紀之に、

「紀之君 珠子をくれぐれもよろしく頼むっっ」

と頭を下げて言います。

紀之は事の重大さから若干選択を誤ったかと迷います。

珠子は紀之と同じ東京の秀栄大に無事合格し東京に行くことができます。



おじいちゃんは珠子と紀之が一緒ぶ暮らす東京の住まいを用意します。

引っ越しを終えその夜紀之は珠子と話します。

紀之は互いに干渉しない、家に他人を入れない、学校では知り合い程度の関係するなどの決まりを作ります。

珠子は一応反論します。

紀之は婚約は偽装なのだから園田の家から必要以上の施しはいらないと譲りません。



入学式。

珠子は初めての共学の風景に感動しています。

家族もやって来てます。

紀之も仕方なく家族に合流し、記念写真を撮りまます。

紀之の顔立ちが目立ちあちらこちらから視線を感じます。

珠子は知り合い程度の関係で通用しますか? と言います。

紀之は遠い親戚にしようと言います。



珠子は紀之にいろんな人から紀之のことを質問されたと報告します。

珠子は靖に会います。少し幸せな時間を過ごせます。

しかし、靖は学校でいい感じになった女の子がいて、珠子に別れを切り出します。

珠子は靖と一緒にいたいという思いだけで東京の秀栄大に合格したのに別れを告げられ、孤独を感じます。



夜中帰宅すると、紀之は起きて待っていました。

紀之は珠子を叱ります。

珠子は理由はどうあれ、心配してくれる人がいてようやく感情があふれてきて涙を流します。紀之に靖にフラれたと言います。

紀之は珠子を慰めます。

珠子は気持ちを切り替えようとします。



翌日紀之は珠子にルールを変更しようと言います。卑屈になっていたと気持ちを明かし、助け合おうと言います。

珠子と紀之は少しだけ仲良くなります。



珠子は新歓コンパに誘われます。入学式で知り合ったサクちゃんと新歓コンパに参加します。

帰宅して珠子はそこで紀之の友達木嶋卓と仲良くなったと言います。



サクちゃんが学校に来なくなります。珠子がメッセージを送っても返信がありません。

珠子はサクちゃんが憧れている三田先輩を見かけ声をかけ、サクちゃんの家を教えてもらおうとします。

三田先輩は珠子をお店に連れていき酒を飲ませ酔わせます。

珠子は紀之に電話します。

紀之は木嶋卓に連絡し、珠子を探し見つけ出します。

紀之は珠子を家に連れて帰ります。木嶋卓に秘密がバレてしまいます。



翌日、珠子と紀之と木嶋卓で話します。

紀之はフットサルのサークルに入ると言います。

珠子もフットサルのサークルに入ります。



珠子はサクちゃんに会います。サクちゃんにフットサルのサークルに入ろうと誘います。

4年間の大学生活が始まります。




珠子と紀之が次第に惹かれあっていく物語なのだと思います。どのような展開で互いが向き合っていくのか楽しみです。



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2024年6月20日木曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 10巻

私×義弟×両親=カミングアウト、そして…!?

高槻湊23歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人「みな」として惚れられてしまいつきあっていた。

湊自身として透と恋人になった矢先、「みな=湊」バレちゃったけど、変わらず湊を受け入れる透♡ 社会人になった2人は、両親に自分たちのことを話そうとして……!?

世にも奇妙な二重恋愛コメディー、ついについに大団円

♡♡




湊と透は大きな障害もなく、両親に関係を伝え結婚します。

感情を表情に出さない透がなぜそうなったかということが描かれてから作品が面白くなりました。



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2024年6月18日火曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 9巻

私×義弟×義弟の元カノ(※私)=最大の嘘がバレた…あとは!?

高槻湊22歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、つきあっていたが、真相を離せないまま別れてしまう。

ようやく湊自身として透と気持ちが通じ合えた矢先、湊の部屋で「みな」の携帯を透が見つけちゃって……!?

クライマックス目前、 二重恋愛コメディー第9巻!




透は湊の部屋で野口みなに渡した携帯を見つけます。なぜ湊が携帯を持っているのかわからず混乱します。

湊は「みな」の携帯がなくなったことに気づき部屋中を探します。しかし、見つかりません。

透はみなとの出会いから記憶を振り返ります。帰宅すると部屋が徹底的に掃除されピカピカになっています。湊が探し物が見つからなくて掃除したと言うと、携帯を差し出します。

湊はウソがバレたとわかり、ごめんと謝ります。

同時に透もごめんと謝ります。

湊がなんで謝るのか訊くと、透は自分の思いを話します。

透は怒っていませんでした。湊とみなとして出会ってからの答え合わせをします。



透にはひとつだけ引っ掛かっていることがあって、烏丸のことを訊きます。

湊は立ち回りが悪くて一時的にそうならざるを得ない状況になったと応えます。

透はそれ以上は訊かず、わかったと納得します。



大学を卒業式します。湊と透は両親に関係を打ち明けます。




透は湊の真実を知っても怒ったりしませんでした。ずっと想っていた湊の代わりにみなを見つけたのに、みなに申しわけないと別れを切り出します。湊とみなが同一人物だったと知り、どこかでみなが湊であって欲しいという願望が叶ったから怒りがわいてこなかったのかな、それとも湊と思いが通じることで全てが満たされてしまったのかな、読みが浅いからかわかりませんでした。



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2024年6月16日日曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 8巻

私×義弟×家族=両想い、でも八方ふさがり!?

高槻湊22歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、つきあっていたが、真相を話そうとした矢先「姉を愛している」と告白され、結局カミングアウトできないまま別れてしまう。お互いに「好き」なのに、きょうだいだからこそすれ違ってばかりで…!?

話題沸騰! 二重恋愛コメディー第8巻!




湊は透に告白します。ところが透は反応しません。いつもと変わらず淡々とご飯を食べようとします。

湊が告白したんだけど? と訊くと透は罰ゲーム? と湊の言葉に何か裏があると疑います。



湊は友人の真樹に告白したのに信じてもらえなかったと報告します。



告白した日を境に透が家に帰ってこなくなります。



透は友人の桂の家で寝泊まりしています。

本当は透にとって湊の告白は平然としていられないことで、この先どうしたらいいか困っています。



透の湊への想いが描かれます。ずっと家族を壊したくなくて我慢してきた湊への感情がどういうものだったのかわかります。



年末サークルの合宿に参加します。

湊と透は同じ部屋になります。透は少しずつ湊へ感情を伝え始めます。



透は湊が野口みなに渡したはずの携帯を持っているのを発見してしまいます。




物語が動きました。透の気持ちを知ることができました。優しい人物だなと思います。




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2024年6月14日金曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 7巻

私×義弟×女子高生姿の私=奇妙な二重恋愛もついに終わり!?

高槻湊21歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、つきあうことに…! 

透が同じサークルに参加して以来、きょうだいとしても仲良くなりつつあるけれど、秘密を知る元彼・烏丸くんとの別れをきっかけに湊は透に真相を話そうと決意。けれど物語は予想外の方向へ…!?

話題沸騰! 二重恋愛コメディー第7巻!




湊は風邪を引いて寝込んでいます。

透は家に戻ってきて湊の看病をします。



元気になった湊は友人の真樹に透に野口みなは自分だと話そうと思うと言います。



野口みなは透の家に行き話しをしようとします。

透はみなが話す前に大事な話があると言い、別れようと言います。別れようと言った理由を話します。

真実を知った湊は驚きます。自分も本当のことを話そうとしたのに言えなくなり、透の言う通り別れよう、今までありがとうと言って別れます。



湊は真樹に報告します。透に会ってもどういう態度をとればいいのか迷います。



新年度が始まります。

湊はサークル活動と就職活動に励みます。



湊は内定をとります。一人暮らしを始めようとします。母親に一人暮らしより透とルームシェアを勧められます。

透は承諾します。



湊と透は部屋を見つけ一緒に暮らします。

湊は塚口先輩との関係にケリをつけます。



湊は透とちょっとした言い合いになり、流れと勢いで告白します。



湊と透が一緒に暮らし始める展開にどうなっていくのか楽しみです。



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2024年6月12日水曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 6巻

私×義弟×元彼(※復縁中)=居たたまれなさMAX!?

高槻湊21歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、つきあうことに…! 

透が同じサークルに参加してからきょうだいとしての距離も近づいていく一方、湊の秘密を知る元彼・烏丸くんや野口先輩がどこか不穏な様子…!?

話題沸騰! 二重恋愛コメディー第6巻!




湊は合宿で烏丸が自分のことを諦めていないことを知ります。透にはサークルに入ってよかった感謝され誘ってよかったと思います。塚口先輩から好意を向けられていることにどう対応するべきか困っています。



塚口先輩は野口みな(湊)に湊のことを相談します。

湊が相談される立場、告白をされる立場両方に立たされているところが面白いです。



烏丸が登場してからずっと苦手です。湊との関係が一応決着がついて、登場する機会が少なくなりそうなのでよかったなと思います。



湊と野口みな塚口先輩との関係はもう少し続くようです。

湊と透の行方が楽しみです。



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2024年6月10日月曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 5巻

私×義弟×元彼×先輩=カオスすぎるサークル活動!?

高槻湊20歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、つきあうことに…! 

次第に姉の自分として透を好きになってしまった湊だけど、あこがれの人・烏丸くんに秘密がバレたり、塚口先輩が自分を好きと知ったりで…!?

話題沸騰! 二重恋愛コメディー第5巻!




湊は透に大学で近づくなと言っていたルールを取り消すと言います。透とより多く接点を持ちたいからです。

透はそのルールにけっこう神経使ってたらから楽になったと言います。

烏丸も湊と接点を持ちたくて自然な感じを装って二人でいようとします。



湊は野口みなになって透に会いに行きます。

透はみなに姉の港の話をします。何か企んでいるかもしれないと言います。

みなは仲良くしようとしているんだと言います。

透はみなが言うから頑張ると言います。



透は学食で湊の隣に座って話しかけます。

湊はいい関係を作れそうだと期待します。

透は湊の日本史研究同好会サークルに入ります。塚口先輩と仲良くなります。



クリスマス。

湊はサークルのパーティーと透と過ごすのにバレないようにするのに大忙しです。



サークルの活動は年末は冬コミでコスプレ、年始初詣に行き、スキー合宿に行きます。




湊はうまく乗り切っています。透にどこでどんな風にバレてしまうのか待ち遠しいです。

烏丸が苦手です。




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2024年6月8日土曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 4巻

私×義弟×元彼×私=私の恋の終わり… ってことなのか?

高槻湊20歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、つきあうことに…! でも、次第に姉の自分として透を好きになってしまった湊は、あこがれの人・烏丸くんと別れて色々頑張っていたのだけれど…!?

話題沸騰! 二重恋愛コメディー第4巻!



湊は野口みなでいるときのメイクと服で烏丸に目撃されてしまいます。

烏丸は別人かと思ったら湊だったので話しかけます。

湊は透が来るまでになんとか烏丸と別れたいのに、運悪く透がやって来ます。

透は野口みなが絡まれていると思い、烏丸の手を引きみなから離れ、みなが湊ではないと説明します。

烏丸は困惑します。

透の後ろにいる湊が烏丸にメッセージを送ったから見てと、ジェスチャーで知らせます。

烏丸は携帯を見て、湊に話しを合わせようと去っていきいます。



帰宅した湊は友人の真樹に相談します。



湊は烏丸に会います。そして、状況を説明します。

烏丸はそんな関係はずっと続けられないよと言い、透が好きなのかと訊きます。

湊は多分と応えます。



湊は真樹の家に行き烏丸に会って話したと報告します。自分の今の状況を冷静に見つめ直し、透に特別な感情を抱くことに疑問を持ち始め、きょうだいとして向き合おうと決めます。



透よそよそしさもありながら湊と話しようになります。

湊は烏丸と妹がどう接しているのか知るために家に行きます。きょうだいの関係が割とドライであることがわかり、透との接し方の参考にします。でも、湊の思うようなきょうだいの形ではなくて悩みます。



塚口先輩が湊に気があり、湊は透、烏丸と三人の男性の

間の関係がこじれていきます。




どこかで変化していくのだろうなと思いながら読んでいます。ここまでは上手く物語が寄り添ってくれない感覚です。




金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 4巻
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2024年6月6日木曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 3巻

私×義弟×私=つらい片想いの始まり…なのか?

高槻湊(たかつきみなと)20歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、一度つきあうことに…!

だけどあこがれの人・烏丸くんとつきあうため、透との関係は終わらせた湊。しかし、透のあまりの落ち込みように再び…!?

話題沸騰! 二重恋愛コメディー第3弾!




湊は透とウソの恋人関係を再開します。

透は野口みな(湊)が戻ってきてくれてうれしそうです。

年が明けて初詣、バレンタインデー、温泉旅行と湊と透は距離を確実に縮めていきます。



烏丸は湊のことをあきらめきれません。

湊は烏丸を振って、野口みなとして透とつき合い、野口みなから透を自分(湊)に振り向かせようとしています。自分から透を奪おうとしていることに罪悪感を感じます。


透の友達桂は湊とみなが同一人物だとは思っていないようです。

烏丸は野口みなを見て港だとすぐに気がつきます。




湊は知り合いと野口みなの格好をしている時に出くわしてしまいます。湊と透の間に烏丸が入ってきて事態はさらに混乱していきそうです。



金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 3巻
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2024年6月4日火曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 2巻

義弟×私×あこがれの人=同時進行!!?

高槻湊20歳。友達の高校時代の制服で変身中、義理の弟・透に別人として惚れられてしまい、その透の一途さに押され、一度つきあうことに…!

しかし、タイミング悪く小学の時のあこがれの人・烏丸くんからも告白されてしまって!?

話題沸騰!二重恋愛コメディー第2巻!




湊はサークルの交流会で小学生の時の塾で一緒だった烏丸(からすま)に会います。

後日、二人で会い、湊は烏丸から告白されます。返事は保留します。



湊は透とのウソ彼女の関係を終わらせて、烏丸とつきあうつもりのようです。



湊は透に別れを切り出します。ようやくウソの関係を終わらせることができて烏丸に返事します。



透の様子がおかしくなります。

湊は透を放っておけなくなり、烏丸に別れを告げ、透とのウソの関係をもう一度続けます。



湊はどうするつもりなのだろう。家族としてウソをついているのも、彼女としてウソをついているのも罪悪感を感じつつウソの関係を続けていった先に何が待っているんだろうと思います。



金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 2巻
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2024年6月2日日曜日

金田一蓮十郎 ライアー×ライアー 1巻

私×義弟×女子高生姿の私=三角関係!!?


ある日、ノリで友達の高校時代の制服を借りて街に出た湊はそこで義理の弟・透と遭遇してしまう!!

別人だと言い張る湊を信じた透だけど、透はその「女子高生湊」のほうの自分に惚れてしまったみたいで…!!?

世にも奇妙なラブストーリー開幕!




主人公は高槻湊(たかつきみなと)20歳です。

親が再婚して同じ年の義弟がいます。名前は透(とおる)と言います。



湊は友人の野口真樹(のぐちまき)の引越しの手伝いに行きます。クロゼットの中から真樹の高校の制服を見つけ着てみます。真樹が湊の髪とメイクをすると、別人のようになります。真樹から引っ越し先の家が渋谷を経由するから、渋谷の街をその格好で歩いてきたら? と言われ、制服のまま街にでます。

湊は渋谷で我に返り自分の格好に恥ずかしくなって急いで真樹の引っ越し先の家に向かおうとすると、人にぶつかってしまい尻もちをついてしまいます。ぶつかった相手を見上げると透でした。

透は、

「……何してんの?」

と言います。湊だとわかります。

湊は髪をアレンジしていつもと違うメイクをしているとはいえバレないわけがないと思いながらも、高校生の制服を着ている恥ずかしさもあって、

「…………………… ………な 何って アンタこそ馴れ馴れしく何なのよ? 誰よ? アンタ」

と知らないフリの演技をします。

少しの沈黙の後、透は、

「ごめん 人違いみたい」

と謝ります。

湊はうまく誤魔化せたとホッとします。

透は、

「めちゃ 知り合いに似てるんだけど」

と言います。

湊は、

「え マジで 世の中には3人くらい 自分そっくりな人間がいるってきくけど ほんとにあるんだね」

と完全に否定します。

透はあまりに湊に似ているから写真を撮ってもいいか訊ねます。

湊は動揺しながらも応じます。

透は携帯の番号を教えてと言います。

湊は家が厳しくて携帯持ってないと言います。

透は紙に自分の番号を書いて、気が向いたら連絡ちょうだいと言います。



湊は真樹の引っ越し先の家に行き、渋谷で義弟に会ったことを話します。

真樹はそんなことある? と笑っています。



自宅で夕食を食べながら湊は透の様子を窺います。

透は疑っているところはないようです。



湊は公衆電話から透に電話します。会う約束をします。



湊は真樹に透との待ち合わせの場所に行かず、少し離れたところから見てみると言います。



透は待ち合わせの時間を過ぎてもずっと待っています。

罪悪感を感じた湊はネタばらしも兼ねて待ち合わせ場所に行きます。

湊は店に入り、どういうタイミングでネタばらししようかと考えていると透が渡そうと思ってと言って携帯を出します。

湊はビックリします。

透は次からこの携帯で電話してほしいと言い、友達になってほしいと言います。

湊は言葉が出ずネタばらしもできず、携帯を受け取ります。

透は名前を訊きます。

湊は今が絶好のネタばらしのタイミングだと、

「み みな」

とまで言いかけると、透は、

「みな? 野口みなっていうの?」

と言います。

湊が持っているカバンに真樹の苗字が書いてあるのを透はしっかりチェックしていて、携帯に野口みなと登録します。

結局湊はネタばらしすることができず透と別れます。

湊は真樹の家に行き今日あったことを話します。そして、なぜかこの制服の姿と野口みなを使用して、透の身辺、女関係を整理してやろうと決めます。



湊は野口みなとして透に会います。

透は野口みなに付き合ってほしいと言います。

湊は透の関係のある女性を全員切ることができたら考えると言います。



透は数日で本当に女の子全員と関係を切ります。湊に携帯のアドレスも全部消去したから付き合ってほしいと言います。

湊は透の行動力に驚きます。あまりに早くて心の準備ができていないと言うと、透は、

「じゃ 準備が整うまで待つよ それまで 友達のまま… それでいい?」

と言います。

湊は透が直球過ぎて困りつつも、次のデートで付き合おうと言います。




透は湊と初めて出会った頃は感情豊かだったのに、一緒に暮らすようになり無愛想になり会話もほとんどなくなりました。

湊は透が家では見せない表情に心が動かされます。表情だけではなく行動的なところも知って驚きます。

湊は何度も自分は湊だと言える機会があったのに透に本当のことを言いませんでした。どう描かれていくのか興味があります。この関係が長く続くとは思えません。どこでどう気持ちが変化していくのか展開に期待します。

苦し紛れの嘘から始まった野口みなと透の関係がどうなるのか楽しみです。





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