2024年4月22日月曜日

ろびこ となりの怪物くん 8巻

「違う…以前とはちょっとずつ違う。」

次はいったいどうなっていくんだろう。


高校2年に進級した水谷雫と吉田春。クラス替えで一人だけのクラスになったハルは、なかなか馴染めず教室にも入れなかったが雫の励ましもあって徐々に溶け込むように。そんなハルと以前に比べ通じ合うのを感じた雫だったが、意外な新入生の登場もあって、ついにヤマケンが…!?




ヤマケンは雫からハルと付き合っていると言われたのに雫への想いが冷めないようです。どうなればあきらめがつくんでしょう。ちょっと厄介な人物だなと思います。

雫やハルの小さな感情の揺れが面白かったです。




ハルはクラスに馴染もうと努力します。努力する方向がズレていて、クラスメイトからは困惑されます。

大島だけがハルにモノが言えるので、全員から言葉にはせず心の中で大島に感謝しています。

雫が2-Aにやって来てハルを呼びます。放課後何か予定はある? と訊きます。

学校の外で待ち合わせます。



先にハルが到着し、雫を待ちます。

遅れて雫がやってきます。雫はハルの誕生日を祝うためケーキを買ってきて一緒に食べようと言います。

ハルは雫と話していると自分には大事だと言えるものも大事にしてきたものも何ひとつない何も残ってないから空っぽなんだと思います。

雫は他人の存在感じたことはある? と訊きます。自分は誕生日の日ハルが来てくれて、ハルの存在があったからこそ些細なことなのにできなかかったことができたと言います。だから、私もハルの誕生日を祝いたかったと言います。

誕生日おめでとう、ハル、と言うと、ハルはすごく恥ずかしそうにします。そしてありがとうと言います。

良い雰囲気だったのに、雫のひと言で台無しになり、いつものように言い合いを始めます。



ひときわ目を引く1年生が登場します。名前は山口伊代。

夏目は告白されて断るという状況が増えます。みっちゃんとのことで断られる側の気持ちがわかるので心苦しくなります。歩いていると山口を見かけます。どこかさみし気に見えて、同類の気配を感じ取り声をかけます。少し話すと、山口にかっこいいと言われ、雫たちのところへ連れていきます。山口を雫とササヤンに紹介します。

山口はハルを見つけます。微笑むハルの表情にドキッとします。

夏目は山口の表情を見て困ってしまいます。山口がどうやらハルにときめいてしまっているからです。

山口はハルに彼女いますか? と訊きます。

ハルはいないと応えます。

山口はじゃあどなたか心に決めた方は、と訊きます。

ハルは雫を山口の前に出し、好きな人、と言います。

山口は見えません、伊予の方がかわいい! と言います。

雫は戦闘モードに切り替わります。

ハルは隠れて二人の様子を伺います。雫に挑む後輩女子に怯えています。

山口は1年C組山口伊代です、と自己紹介します。



雫たちはドーナツ屋に行くと、ヤマケンとトミオとマーボとジョージがいます。

ヤマケンは山口を冷ややかな目で見ます。

山口はヤマケンと目を合わせられないようで伏せています。雫とハルに先程は大変失礼なことをしました、どうか今日のことは忘れてください、と言います。

山口伊代はヤマケンの妹でした。

トミオとマーボとジョージは雫とハルの仲で盛り上がります。

ヤマケンは雫に想っていることを打ち明けます。



ヤマケンは雫を店の外へ連れ出し、告白するのは初めてだと言います。

ヤマケンが何か言う前に雫はごめんなさいと言います。

ヤマケンはめげずに付き合わないかと言います。

雫はもう一度ごめんなさいと言い、私はハルが好きと言います。

ヤマケンはわかったよ、今はあきらめてやると言い頬にキスします。なぜ自分は許されると考えるのでしょうか、ヤマケンは自信があるのかもしれません。いい気持ちはしないと思います。



雫はドーナツ屋に戻ります。

夏目とササヤンしかいません。ハルは雫を追いかけて行って戻ってないと言います。



雫の自宅までの帰り道でハルは待っていました。

ハルは雫にシズクが好きだ、俺と付き合ってくださいと言います。

雫は喜んでと言います。



翌日、雫とハルは夏目とササヤンに報告します。

夏目はさみしい気持ちを我慢して雫におめでとうと言います。



7月になります。

雫とハルはあいかわらずの関係です。

雫はヤマケンに久しぶりに会います。ハルと付き合うことになったと報告します。

ヤマケンは雫から言われても、雫への想いが冷めることはなく困っています。

雫とハルの間には付き合うということに関して大きな隔たりがあります。



雫とハルと夏目とササヤンは夏休みはキャンプに行こうということになり、海か山かでもめます。

山口が話に入ってきて、それならいい所知ってます、と言うので、山口のいうところへ行こうと決まります。

山口が連れてきたのは、両親が所有する別荘です。別荘の敷地内にテントを張りそこでキャンプをする計画のようです。

別荘にはヤマケンとトミオとマーボとジョージがいました。

雫はキャンプに行った先でヤマケンに会うとは思わなかったので気まずく思います。



優山はみっちゃんからハルがキャンプに行ったと聞いて、安藤と車で向かいます。

続きます。



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講談社コミックプラス となりの怪物くん

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