2024年3月10日日曜日

河合克敏 とめはねっ! 鈴里高校書道部 12巻

書について書家の世界観や筆致による線の感情表現がすこしだけわかった気になりました。

大江縁はどんな書を書き上げるのか続きが気になります。




ユカリが書道部に入って二度目の夏休み。ついに合同夏合宿が始まる!今年は鈴里高校と鵠沼学園に加えて、「書の甲子園」二連覇を狙う一条も参加!!

ユカリに想いを寄せる鵠沼の宮田。そして、書道部での活動は、これが最後になる望月。望月への想いと一条に対するコンプレックスにユカリは……!?

文科系青春コメディ、書も恋もさらにアツく第十二巻!!




高野山競書大会表彰式が行われます。

大槻藍子は大江縁の書いた源氏物語が気になっています。

記念撮影をして、日野ひろみ部長は大槻に声をかけます。

大槻は奥の院を見て帰ろうと思うと言うと、日野はもう少し作品の話をしたかったと残念そうに言います。

大槻さんは加茂、三輪、望月の作品の感想を言います。

日野は部員の作品を見てくれていたことに礼を言います。

大槻は縁の作品については言おうか迷って言わずに帰ります。縁の書の出来は日野の作品を上回っていると感じていたからです。もし自分がこの高野山競書大会に出品していなかったら、間違いなく弘法大師賞は縁の作品だったと考えるほどです。



帰り道、大槻は硯高校書道部の団体を見つけます。望月に声をかけメアドを交換しようと言います。日野部長はメアドを交換する様子をうらやましそうに見つめています。

それに気がついた望月は大槻に部長ともメアドを交換してあげて欲しいと言います。

大槻はバスが来たので、望月から日野に教えてあげて欲しいと言います。

縁は大槻が源氏の書をほめてくれたので嬉しそうです。もっと練習して一条毅が驚くような書を書こうと目標をたてます。



鈴里高校と鵠沼学園の書道部合同の夏合宿が始まります。

三浦清風先生は鈴里高校と鵠沼学園の書道部に加え、一条毅も参加すると紹介します。

男女それぞれの部屋で準備をします。

笠置亜紀子、笠置奈津子鵠沼学園書道部顧問がやって来ます。笠置亜紀子は三浦先生に会えてうれしそうです。



合同夏合宿は縁は書に真剣に取り組み、宮田は恋に夢中で、望月は書で縁に遅れを取りたくなくて、一条は書も恋も手にしたくて、島は書に取り組みつつ縁の恋をアシストし、それぞれがそれぞれの思いで頑張っていきます。



縁と望月は三浦先生から課題を与えられ、ひたすら臨書します。

三浦先生は生徒を鶴岡八幡宮に連れて行き、書家の独自の世界、書風を教えます。



今年の合宿も海水浴に行きます。

縁は砂の城を作ります。今年はピースに壊されずに見事な砂の城を作り上げます。

三浦清風先生が縁の砂の城の出来をほめたことで、一条が三浦先生が縁を評価していると少し嫉妬します。



一条は三浦先生に書の甲子園では篆書の創作作品を書きたいと言います。

三浦先生は一条が参考に挙げた作品が、青山杉雨(あおやまさんう)の萬方鮮(ばんぽうせん)だったので、それに沿って助言し、表現を完璧に再現なしえたとすれば、書の甲子園の連覇も可能だと言います。

続きます。



河合克敏 とめはねっ! 鈴里高校書道部 12巻
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