大江縁と望月結希は修学旅行で京都で大槻藍子と出会い、彼女の案内で書の古典作品をたくさん見ることができます。書を見て何か感じるようになりたいと思いました。
ルールがあって、それから独自の書を見つけて、面白いなと思います。
「雨降って地固まるのたとえのごとく、ますます結束を強めた鈴里高校書道部は、半紙のサイズで出せる書道展「高野山競書大会」を目指すことに!
……が、その締め切りの前に、ユカリと望月は、高校生活の一大イベント・修学旅行へ!
旅行先の京都で二人を待ち受けていたのは……?
わくわく、ドキドキ満載の文科系青春コメディー第十巻!!
大江縁と望月は修学旅行があるので作品を書く時間がありません。
加茂は二人がいなくても五人いるから大丈夫だと言います。
望月はなんとか出品したいと言います。
縁のおばあちゃん大江先生はやるだけやってみようと言います。
日野部長は縁に修学旅行はどこへ行くの? と訊きます。
縁は九州と京都だと言います。
大江先生は京都へ行ったら博物館に行って書の古典作品を見てきなさいと言います。
望月は縁に自由行動の日に行こうと言います。
京都では自由行動の日、縁と望月は影山先生と一緒に博物館を巡ります。
偶然大槻さんと出会います。大槻さんは仏像が大好きでひとりで来ていました。
望月がかな文字を見たいと言うと、大槻さんは大阪にある藤田美術館へ連れて行きます。
かなのお手本を見て、京都に戻り、泉屋博古館、泉屋博古館を巡ります。
大槻さんが言ったタイムカプセルってなんだかロマンを感じます。
三人で話していると、大槻さんも高野山競書大会に作品を出すことを知り、大槻さんは縁と望月に作品についていろいろ話します。
修学旅行最終日、平等院鳳凰堂を見学し、影山先生の講義を聞いて、縁は高野山競書大会へ出す作品のヒントを得ます。
修学旅行から帰り、縁はおばあちゃんに源氏物語の書について教えてもらいます。
望月がおばあちゃんに書を教わりに自宅にやって来ます。
翌日、縁と望月は一週間ぶりに書道部の教室に行きます。
日野、三輪、加茂に修学旅行であったことを話します。そして、高野山競書大会に望月は高野切、縁は源氏物語を書くことに決めたと言います。
縁のおばあちゃんは料紙を持ってきて、本番はこれに書いてもらうと言います。
料紙は高価な紙で、日野、加茂、三輪はもったいないと言います。
大江先生はあなたたちの本気度をアピールするためにも料紙を使ってほしいと言い、そういうことならと日野が使わせてもらいます、と言います。
縁とおばあちゃんがこそっと話すところが好きです。
練習をして、作品を完成させます。
縁だけ完成が遅れ、9時過ぎまで頑張って書いて完成させます。
高野山競書大会への作品提出され、審査結果は三週間後になります。
日常に戻った書道部。
望月が縁に伝えたいことがあると言います。
縁はみんなに望月が今週いっぱい書道部を休むことを伝えます。
日曜日、テレビをつけると望月が映っています。
翌日、体育館に全校生徒が集まり、望月が大会でいい成績をおさめたと紹介されます。
書道部に望月がやって来ます。
普段通りの雰囲気で縁はホッとします。
職員室、書道部顧問影山先生は柔道部顧問に望月を柔道に専念させたいと言われます。
書道部部員は木簡に挑戦します。
影山先生が書道部部活の教室に入ってきて木簡を教えます。いまいち木簡に良さを感じない望月に影山先生は木簡の面白さを伝えます。
影山先生は望月が書に興味を持って取り組んでいるのに、書の本当の奥深さ、面白さがわかってきたところなのに書道部をやめさせなくてはならないことにくやしさを感じています。
続きます。
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