花園森也(はなぞのもりや)は普段顔が原因で人から怖がられてしまいます。
なんとか怖がられないようにとする森也が健気です。
恋人の鈴木日和(すずきひより)の笑顔で沈んだ気持ちが何もかも消えていく様子に癒しを感じます。
森也の母ちゃん、森也の友達原っち(原浩史)、日和の兄和馬、森也が知り合った宮田さんが登場します。
これらの人達によって森也と日和の互いの想いがより大きくなっていくのが面白いです。
森也と日和は千葉にある夢の国へ遊びに行きます。
アトラクションを楽しみ、アイスを食べ、土産を選んで一日満喫します。
積極的な日和に対して、森也が何かと躊躇してしまうのが面白いです。
原っちという森也の友達が登場します。
原っちは森也から日和を紹介されて率直に気持ちを話します。
日和は原っちが苦手なようです。
原っちは森也を心配していろいろ言うのに、そのどれもが個人的な思い入れが強いように感じる言い方をします。
日和が森也のお店に行くと、原っちがいるという機会が増え、二人で話す時間が減ります。
森也にも日和が原っちを苦手にしていることがわかり、原っちに日和に失礼なことを言わないでほしいと言います。
原っちは日和と二人で話します。
日和は原っちに気持ちを話し互いに歩み寄る努力をしようと言います。
森也にとって自分が一番でありたい日和と原っちの小さな競争が面白いです。
森也と日和は海に行きます。二人で行くはずが、日和の兄鈴木和馬(かずま)も一緒に行くと言い、三人で海に行きます。
海では森也と和馬が仲良く楽しそうにしているので、日和が拗ねてしまいます。
帰り道、最後には日和は怒って車を降りて一人で帰ってしまいます。
日和は怒らせると怖いみたいです。
森也は母の代わりにフラワーアレンジメントのセミナーの講師をすることになります。
講師として話すことは問題ありません。しかし、セミナーに参加する人たちが女性ばかりなので気が沈んでいます。
そんな森也を日和が励まします。
セミナー当日。
参加する受講生は森也の目つき怖さからくる人相の悪さにおびえてしまい、教室が緊張感に包まれます。
終わってみると、森也は日和の言った通り受講生から受け入れられ安堵します。
花火大会で森也は日和にセミナーがうまくいったことを伝えます。
花火大会の開催場所でセミナーに参加していた宮田さんという受講生に再会します。
日和は森也が女性と仲良く話しているので嫉妬してしまいます。
森也と日和の関係に和まされます。
日和が目を閉じて待っているのに、気づいてあげられない森也が面白いです。
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