高台由布子(こうだいゆうこ)は長男光正(みつまさ)と平野木絵(ひらのきえ)の結婚について具体的に計画を考え始めます。
光正と妹茂子(しげこ)は由布子の心を読み取り結婚の話が進みそうな気配を喜びます。
茂子は岸本浩平(きしもとこうへい)という男性と交際しています。しかし、二人の仲は友達だった頃とさほど変わりはありません。光正と木絵のような関係になりたいと願うのに上手くいかないので木絵に会い心を読んでどう行動すべきか決めます。
弟和正は茂子の友達純のことを木絵のおかげでずっと好きだったことに気づかされて、あきらめようにもあきらめきれず悩んでいます。木絵の空想に影響され、もう少し結論を先延ばしにしようと決めます。
木絵の光正と茂子と和正に与える影響がくだらない妄想からだというのが面白いです。
光正は木絵の家族に挨拶に行きます。
木絵は家族にかっこよすぎる光正に会ってもびっくりしないでと事前に連絡します。
木絵の家族は話半分に聞き流しています。
実際、光正に会うと、木絵の言った通り木絵の家族はあまりの美形に衝撃を受けます。
光正は心を読み控え目に過ごし、挨拶を終えます。
木絵のおばあちゃんが面白いです。
光正と茂子と和正が祖母アン以外のテレパスの能力を持った女性に会った話が描かれます。
その女性は長い時間をかけて恋が実ります。
木絵のお稽古が始まり3ヶ月がすぎ、由布子は結婚を認めます。
アンはちょっとしたいたずらを木絵に残しイギリスに帰って行きます。
続きます。
森本梢子 高台家の人々 4巻
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●関連リンク
集英社 高台家の人々
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