小岩井家と綾瀬家、ジャンボとやんだ、虎子との楽しい日々がつまっていました。
第56話 よてい
夢があまりにもくやしくて鮮明に残っていたんでしょうね。
ニコッ、とする父ちゃんに何か企んでいるのではないか、と警戒するよつばの怒った表情が面白かったです。
第57話 ジュラルミン
ぬいぐるみにつけた名前って大事なんですね。
よつばがつけたのか、間違って覚えちゃったのかわからないけど、よつばが違う名前で呼ぶのを必死に訂正する恵那。
そんなに大事だったっけ。
ぬいぐるみをひきちぎられても怒らない恵那が、あれほどいうんだからきっと大切なんだろうな、とよつばと恵那の会話を読んでいてちょっと気になってしまいました。
「早くしなさい」
「どれでもいっしょでしょ」
と子供が選ぶのをせかす親をみかけることが多いので、父ちゃんのように一緒になってどれにするか選んでいる光景は微笑ましいです。
第58話 コーヒー
「とーちゃんはなんでコーヒーのむ?」
とのよつばの問いに、
「そーだなあー コーヒー飲むと仕事がよくできる…気がする 頭がすっきりする…気がする」
と特に飲む理由がないのに、なんとか言おうとするが、自信を持って言えない父ちゃんの「気がする」という言葉が面白いです。
恵那とよつばがぬいぐるみを顔にくっつけて、
「あーとれない」
と言い合う、端から見たらどうしてそんなに楽しそうなのかわからない遊び。
なんでもない遊びで楽しんでいる二人を見た綾瀬家のお母さんが、後ろ姿だからわからないけど、きっと一緒になって笑っているんだろうなと想像してしまいます。
第59話 やきにく
大人の中でひとり子供がいる外食。
大人が会話し、子供が一人遊びをしながらときどき大人の輪に入ってしゃべる様子が、よつばと!で読めて面白かったです。
父ちゃんとよつばとジャンボで焼肉を食べにいくのに、やんだがなんだかんだと誘われているのが不思議です。
よつばとやんだは仲良くなるのでしょうか。
第60話 らいきゃく
やはり隣にコーヒーを持っていってこぼしてしまっていることを父ちゃんには話してなかったのか。
それだけじゃなく、父ちゃんに聞かれて、
「コーヒーみんなおいしいって言ってた」
と嘘をついてたのか。
風香が父ちゃんに、
「まだ一度も飲んでません。よつばちゃんが全部こぼしちゃったんで」
と言ったときの、よつばの連れてきちゃいけなかったんだという、ハッとした表情が可笑しかったです。
蚊帳の外の風香。風香につみきで、
「なんかつくって」
といったよつばなのに、自分はどんぐりで遊び始めて、つみきが完成したのに知らん顔のところと、正座でみんなに完成したつみきを見てもらえるのを待ってる風香が面白かったです。
完成した恐竜らしきものの背中のモコモコや両端を三角で支えたしっぽ部分のつみきの使い方はなかなかです。
おかしなTシャツのプリントを気に入って着る感覚の人が作ったとは思えません。
ひょっとして風香は勉強だけじゃなく創作の能力も高いのかもしれません。
高すぎてTシャツのプリントの本当の良さを風香だけが理解しているのかもしれません。
第61話 ききゅう
存在の薄かった綾瀬家三姉妹の長女あさぎがようやく取り上げられました。
どういう性格なのかなと思っていたけど、やはり姉妹。
どことなく似ています。
第62話 そら
父ちゃんはよつばにはなんでもできる父ちゃんでありたいと思っているのか、ただくやしいだけなのか。
竹とんぼの場面が面白かったです。
あずまきよひこ よつばと! 9巻
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