2018年9月12日水曜日

篠原千絵 天は赤い河のほとり 22巻

ナキア皇太后に内通するネフェルティティ王太后と接見したユーリ。両太后を失脚させるためにラムセスとカイルが手を組むことになった。だが、王太后の謀略でラムセスが囚われてしまう。ラムセスを救出するために反乱軍を指揮したユーリは、王太后宮に攻め込むが…!?



ラムセス、いい男だな。
でもカイルに出会ってこそ、今のユーリが存在することはあまり触れませんね。
それを考えると悔しさがこみ上げてくるからかな。


ネフェルティティとラムセス、ナキア皇太后とカイルの権力争いを見ていると、国に不満を持ち権力を狙う野心のある若者が志半ばで処刑されたり、策略にはまり争いから脱落したりする数々の歴史があったことを考えます。
時の権力者より有望でも、民衆から支持があっても、運や時期の見誤りなどで夢に終わった数多くの人物を思い浮かべてしまいます。
「もし」はない。だけど、もしもが見たくなります。
関係のない話でした。


ユーリが帰還。
ナキア皇太后がいよいよ窮地に立たされます。

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