2018年7月8日日曜日

渡辺多恵子 風光る 26巻

弱体化した幕府に幻滅し、失意のうちに広島から帰京した近藤。彼の心痛を察した土方は、深雪太夫を落籍させていた。別宅にて近藤と深雪の仲睦まじい生活が始まるかに見えたが、土方は深雪を見張れとの命をセイに下す。やがて深雪がその本性を現し始めて!?近藤の恋の結末を描いた待望の26巻!!


近藤局長と深雪太夫の恋の結末、七番隊組頭谷三十郎の因縁が描かれています。

元武家の出の深雪太夫の取り戻したいものと、わかったうえで接する近藤局長とのやりとりが劇的に描かれていて面白かったです。

この二人の関係を描きつつ、立場の入れ替わった神谷清三郎と沖田の進展しない恋模様もなかなかでした。

本当にこんなやりとりがあったかもしれないと思わせるドラマづくりが面白かったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿