2018年6月16日土曜日

渡辺多恵子 風光る 15巻

作品紹介沖田との決闘を経て、武士としてまた一歩成長したセイ。しかし新入隊士の中村から女子であると見抜かれた窮状に加えて、さらなる大ピンチがふりかかる!自覚とは裏腹に微妙な動揺を見せる沖田…セイの決意…そして…?ついに登場!あの人物の来訪でさらに騒然のこの夏、どうなる男?清三郎!?


神谷清三郎(富永セイ)の父の友人であり幕府のお抱え医師である松本良順が登場。
神谷は初対面で幼い頃に法眼に口にしていた特徴「あっ、タレ目」と、タレ目のおじちゃんと呼んでいた当時のままの言い方で、ついポロッと口に出してしまいます。

法眼が神谷の事情を知り、いたずら好きも手伝って協力する信じられない大ボラに皆がまんまと乗せられ、近藤局長にいたっては涙を流す始末。
この法眼の説明が法螺だとわかったとき、沖田は近藤局長までも騙したことについて後ろめたさや、怒ったりしないところはどうしてなんだろうと思いながらも、斎藤一をはじめ原田左之助、長倉新八、おまけに中村五郎までも動揺し心配する様子は笑いを織り交ぜながら描かれていて面白かったです。

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