2018年6月12日火曜日

渡辺多恵子 風光る 13巻

ついに西本願寺へ移転した新選組。大栄転ではあるが、京の人々からの風当たりは強かった。逆風を吹き飛ばすかのように前向きにひた走る清三郎ことセイだが、そんな彼女に一層総司の態度は厳しくなり…?明かされる伊東の過去、動き始めた彼の次なる目的とは…ますます目が離せない第13巻!


壬生から西本願寺への移転、隊士募集のため江戸へ下ることを命じられた沖田総司、必死に新選組に残ろうとする神谷清三郎と不穏な動きを見せる伊東などが描かれています。

西本願寺周辺は壬生からそれほど離れていないのに人が多く活気があり華やかな雰囲気を感じさせ、浮かれる神谷。
一方で西本願寺の僧侶や民衆からの風当たりはさらに強くなります。
西本願寺に移転し隊士部屋が広くなり組長である沖田と同室しかも隣合わせで寝ることになった神谷。
ちょっとニンマリする場面でした。

近藤局長から江戸へ下ることを命じられ、神谷ひとり屯所に置いていくことを心配し、神谷が自分で身を守れるようにと急に厳しく接するようになる沖田、ツッコミを入れる斎藤などの描きかたがよかったです。

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