2017年9月14日木曜日

河合克敏 とめはねっ! 鈴里高校書道部 1巻

脅されて書道部に入部した大江縁とだまされて書道部に入部した望月結希。一風変わった先輩たちに翻弄されて、これでいいのかと思う日々。それでも、ダイナミックでデリケートな書の世界は、かなり魅力的で…

文化系青春コメディ、It's 書 TIME!!



鈴里高校書道部は部長の日野ひろみ、副部長の加茂京子、会計の三輪詩織の三人だけです。部長以外、本気で書道に取り組んでいるようには見えません。廃部危機でなんとしても部員を5名以上にしなければなりません。

しかし、新入生の入部を期待して、新入生歓迎会クラブ活動説明会で書道の素晴らしさを伝えても、部員は増えません。


そんな書道部に帰国子女で眠たそうな目をした男子生徒、大江縁(おおえゆかり)がほぼ強制的に入部させられてしまいます。

筆を持ったことも、「習字」という言葉さえも知らない縁の書道部生活が始まろうとした矢先に事件が起こります。


縁は高校に入学したときから憧れているクラスメイトの望月結希が男子にからまれているところを目撃し、助けにいこうとします。

柔道部所属で全国二位の実力をもつ望月にからんだ男は簡単に投げ飛ばされ、縁は投げ飛ばされた男の下敷きになって右腕を負傷してしまいます。


部員の数が条件を満たしていない書道部は、縁の負傷をネタに望月を期間限定で書道部に入部させることに成功し、1ヶ月後に行われる書道の大会を目指して頑張っていきます。


柔道部と書道部をかけもち、一日おきにそれぞれの部活を行き来する望月は、縁の書く字に変化があると嫉妬し、ライバル心を強くしていきます。

縁は望月に、

「もっと男らしい字を書きなさい」

と言われ、望月に淡い恋心を抱いているのもあり、ひたすら練習します。


縁と望月結希の書道の競い合いの行方が楽しみです。

続きます。



河合克敏 とめはねっ! 鈴里高校書道部 1巻
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●関連リンク
小学館eコミックストア とめはねっ! 鈴里高校書道部

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