●ダンナさんの本
読めない字が多いヤイさん。
それでもダンナさまがどんな作品を書いているのか知りたくて、セッコさんの学校の先生に手伝ってもらいながら、ひとつのお話を最後まで読み終えます。
ダンナさまがどういうお話を書いているか少しわかり、シバタニコーイチの作品のファンがここにもいたことを知ったヤイさんでした。
●台風の夜
台風が上陸するというので、停電に備えてローソクや電池を用意し早めに夕食を作っておいて備えるダンナさんとヤイさん。
うなる風の音が怖くてひとりで居られないヤイさんと慣れた感じのダンナさん。
非日常の出来事だからなのか遠慮せずに自分の気持ちを打ち明けられるようになったヤイさんでした。
●ヤイさんとサエコさん
お酒を一緒に飲もうとヤイさんを自宅に誘うサエコさん。
お屋敷を出てサエコさんの家に世話になるヤイさん。
そしてヤイさんにダンナさんを紹介したいきさつを回想しながらの食事で、二人の優しさと純粋さが伝わってきました。
●巫女さん
大みそか。
小さな神社が人手不足でお手伝いすることになったヤイさん。
巫女の姿で甘酒と笑顔を配るという噂が口伝えに広がり、例年お参りに来る人は少なかった神社がこの日は人であふれかえります。
どこででも幸せを運んでくるヤイさんでした。
●メガネとヤイさん
メガネをかけてしゃべり口調まで変わるヤイさんがかわいらしいです。
メガネをかけると賢くなるような気がするそうです。
頑張って勉強してシバタニコーイチの作品がひとりで読めるようになって欲しいなと思いました。
●ヤイさんと勉強と本
ダンナさんに対しての感情を自覚するのが待ち遠しいヤイさんの心情が描かれています。
どうしてシバタニコーイチの作品を読んでみたいのか。
その気持ちがわかったときのヤイさんが描かれるのが楽しみです。
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