古代ローマの設計技師(風呂限定)ルシウス。仕事熱心な彼は浴場のアイディアについて悩みまくり、そのあげく現代日本の銭湯にワープ!?彼は日本と古代ローマ(風呂限定)を往来できる体質になってしまったのだ!!好漢ルシウスの時空を超えた大冒険(風呂限定)が始まった!!
古き良き時代のもののよさを大事にしつつ、快適な浴場を作りたいという情熱を持つ主人公ルシウス・モデストゥス。
あるアクシデントで現代日本にタイムスリップし、ルシウスが最新の風呂設備や入浴から派生する様々なものを見て触れて学び、ローマに持ち帰って一躍人気の設計技師になるという話です。
現代日本で目にする些細なことを見逃さず、ひたすら浴場設計に活かそうとする姿勢や視点が笑いを誘います。
ルシウスは銭湯で、浴場の壁に富士山が描かれていることに、洗面器、椅子、脱衣場の網カゴ、広告ポスターの精巧さに驚き、入浴後に飲んだフルーツ牛乳の体にしみわたる甘さに感動します。
再びローマに戻り、目にしたことをローマの公衆浴場に活かします。
牛乳キャップと栓抜き仕組みをしっかり見ていなかったことに後悔するオチが面白かったです。
露天風呂では、野外の浴場でよりリラックスできる方法を学び依頼人を満足させます。
湯に入りながらお酒を飲むということを初めにやってみようと思った人物って誰なんだろう? 温泉が湧くところで自然に発生したものなのでしょうか。
ルシウスは現代の家庭用の風呂や最新鋭の風呂システムからも学び、ローマに持ち帰り、依頼人を満足させるのでした。
現代の文明の利器に悩んだり驚いたり、格闘するルシウスが面白かったです。
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