2017年5月22日月曜日

久住昌之 谷口ジロー 孤独のグルメ

空腹でたまたま目に入った食べ物屋に入り、注文して食べるということがひとつの話として描かれています。



初めて入る店は居心地がよいものではなく、どちらかというと、少しの緊張と注文したものを待っている間のじれったさなどを感じるものです。



待っている間に他人が注文したものや食べているものが気になったりしながら注文したものがやってきて食べる。

思ってたより美味しいとか、勢い余って食べ過ぎたとかいった感想のみで特に料理の解説などなく淡々と食べてしまいます。



男性がひとりで飯を食う姿を描いたシンプルで劇的なことが何も起こらない漫画です。



臨場感や緊迫感や迫力や興奮といった感情を男が食べている描写と食べた感想のみで表現されていて、別段誇張したり感激したりするわけでもなく淡々と食べる姿はこれまでのグルメ漫画とは違い、食べるという行為に関心が湧きます。



久住昌之 谷口ジロー 孤独のグルメ
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