血は繋がっていないけど、親子というより恋人同士のような心の通い方だけど、互いに想い合っていることは口にはしません。
こんな歳の離れたおやじ、こんな子供が男として女として対象になれるはずがないと互いに遠慮しているところがありつつ、ものすごく相手の動向を気にし合っている距離感が絶妙です。
美久の最後の女の大勝負は本当にいい終わり方でした。
喪失感でいっぱいのじんべえ(高梨陣平)の前に立つ美久。
勝つか負けるかわからない不安なまま勇気を出す美久、美久の想いが理解できたときのじんべえ、それぞれの気持ちを想像すると、よかった、本当によかった、と体が幸福感で満たされたような気持ちになりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿