江戸幕府がなくなるなんてことを考える人はいませんでした。
しかし、徳川将軍の値打ちは大きく下がっていくのでした。
永遠に続くと思われている徳川幕府がしだいに機能しなくなりつつある空気感。
庶民は抑えつけられていたと感じる人がおおかったのでしょうか。
江川太郎左衛門の頑張り、日本の国旗日の丸の話、地震の周期、伊豆での日露両国の救助活動、感嘆することばかりです。
土佐では坂本龍馬が河田小竜に教えを請います。三百藩が薩摩のように力をつけ協力し合ってひとつの日本になるとどうかというい問いには、それでも米国には勝てない、大人と子供のケンカと断言されます。
では、この国が生まれ変われる方法があるのかと問えば、交易によって富を得てそして国力をつけるといった方法があると助言され、この頃ぼんやりと船を手に入れたい考えていた龍馬の思いと小竜の方法がつながり進むべき道を発見します。
小竜の言葉に、
「やっぱりわしの思うちょった通りか…」
とハナを垂らしてどこまで本気なのかと思える龍馬の姿がおかしかったです。
最後に村田蔵六とおイネ。
おイネは蔵六の言葉が嬉しくてたまらなかったという表情です。
恋してますね。
みなもと太郎 風雲児たち 幕末編 7巻
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