ヴィルム・テールという新たな人物が登場します。
中杉小夜香が入院していて意識が戻りません。
ゴメスの計画は着々とすすんでいます。
つとむの前にさやかと呼ばれる人形が登場します。
バーディーはアグニケミカルの南総研究所を破壊し現地(地球)でテロリストとして顔が知れ渡ってしまい、連邦の上司から叱責されます。
火之宮水晶は渡米し、大アルタ帝国192代皇帝アイオロス=シド12・アルティラに謁見し、国家緊急警告機構(NEWS)のアンカーマンと会談します。
ゴメスは千明くんと情報交換し、つとむの自宅へ向かいます。
フォルテはあっちこっちとうろうろ動き回り情報収集に励んでいます。見るからに怪しそうな体格のいい男がつとむの前に現れます。
中杉小夜香はつとむが病院に面会に行くと、転院しましたと言われ、行方がわからなくなります。
中杉小夜香の記憶が人形を暴走させます。
人形がつとむに会いに来ます。
バーディーとつとむがテロリスト・レビの捜査に難航するなか、アメリカに渡航し、アルタ帝国の皇帝と謁見するレビ。 宇宙連邦で迫害に遭い、彼の地を離れて地球に身を潜めていた皇帝と対面し、レビは何事かを謀る。そして、中杉小夜香を襲った事故と悲劇。未来を掴むのは、誰の手か…!?衝撃が加速する第4巻!!
濃い内容でした。
早宮と須藤はつとむを心配しているんだろうけど、あまりにスケールが大きく、自分たちの力ではなんの援護もできない無力さと、それでもなにかできないかという思いが感じられます。
また、つとむと早宮と須藤の会話で読む側の引っかかる部分をわかりやすく説明してくれています。
バーディーはアルタ人であるというだけで幼いころから軽蔑され、いじめられ、差別されてきましたた。
命令に反する行動をとり、上司に反論して、
「私をなめるのもいい加減にしろよ、三層アルタ人!宇宙船の機能を停めて、君を日干しにすることもできるんだぞ!!」
などという暴言をバーディーは浴びせられます。
あまりに酷い扱われかたです。