浅川夏帆が大活躍の巻でした。
まークンは浅川夏帆と茶室で交わした暴力はふるわないという誓いを守ろうと、争いごとから逃げようとします。
それを見ていた山田と浅川夏帆と飯倉智花の三人。
山田と智花は夏帆に暴力を避けようとしているまークンをホメてあげなよと催促します。批判はできても、人を誉めることなんてできない夏帆が、大汗をかいて自分の心の中で葛藤し弱っている様子が面白いです。
また、まークンにノラといわれたとき、夏帆がキョトンとして、
「私のこと?もしかして私のことを影では野良犬の『ノラ』と呼んでいるの」
とノラについて考え、それがじわりじわりと怒りに変わっていき、いつもの調子に戻っていくのも面白かったです。
あと、アニメ研究会部長柏井卓の合宿の提案とそこでぜひ行ないたい部員同士の打ち明け話、茶道部の顧問縦島の大人として、教育者としてのさりげない精一杯の演出、茶道部の合宿が描かれています。
西森博之 お茶にごす。 4巻
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