2016年4月2日土曜日

ゆうきまさみ じゃじゃ馬グルーミン☆UP! 2巻

帰京したもののすっかり馬の魅力にとりつかれた駿平は、ゴールデンウィークに再び渡会牧場を訪れる。馬産地は種付けシーズンまっさかり!熱闘ダービーを描いた「Sire Line」も収録!!

●STEP 11 東京の屋根の下
馬に興味を持っているクラスメイトがいることを知る駿平。蓼沼(たでぬま)は小学校から競馬に興味をもっていて、駿平に馬の知識を教えてくれます。
ひびきが1巻で駿平に怒った理由をこのときに知ります。渡会牧場でみんなが喜んでいる顔を思い出し、さみしさがこみ上げてくる駿平でした。

●STEP 12 東京のラプソディ
駿平は蓼沼から買い損ねた渡会牧場の生産場ギガワットが1着になったという結果を聞きます。こういうのってくやしいだろうなと思います。

●STEP 13 黄金の午後
ひびきのほうも駿平に叩いたことはやりすぎたと反省していたようです。

●STEP 14 錬金術
駿平はようやくひびきと普通に話せるようになりました。

●STEP 15 ゴールデン・ボーイ
ひづめがズバッといいにくいことを言うのが面白かったです。将棋の相手をして欲しい渡会社長。勉強をみて欲しいたづな。ゲームの相手をして欲しいひづめ。渡会家で駿平はなにかと人気者です。

●STEP 16 金の卵
渡会社長の決断に従う千草。口ではつぶすとか言ってるけど、内心は駿平と同じように冷静ではいられずにいたひびき。いい話でした。

●STEP 17 Golden Days
調教師が牧場にやって来て馬をその場で買いつけたりすることがあるんだと知りました。渡会社長はこの時点で値段の折り合いがつき、より高く売れてくれると今後の計画も立てやすいし、ひと安心なんだろうなと思います。
ひづめのゲームにつきあい、たづなの勉強を手伝い、渡会社長の将棋の相手をする。自宅でひとりでいるときには思いもしない活気のあるリビングの様子。駿平がいないときも姉妹はリビングで過ごしているのかな。駿平がいるから、わらわらとリビングに集まっているのかな。
ドアをノックする習慣がない駿平。たづなに思いっきり怒られているのが面白かったです。

●STEP 18 夢の入口(その1)
ハチャメチャな駿平の夢。渡会牧場の人たちや馬をどう思っているのかが分かって面白いです。
日本ダービーに渡会牧場の生産馬と悟さんのところの醍醐ファームの馬が出走することを知り、駿平は予定も入っていないからと府中東京競馬場にレースを観にいくことにしました。
前売入場券を持っていないため入れませんでした。そんなものがいるんですね。知りませんでした。変な人につかまってしまったり、ひびきや渡会社長には気づいてもらえず、悟さんには見つかってしまうという不運な駿平が面白いです。

●STEP 18 夢の入口(その2)
駿平は悟さんに会えたことで渡会社長やひびきに会うことができました。駿平は初めて女の子らしい服装をしたひびきを見ます。思ったことを素直に言って、ひびきをもっともっと照れさせればよかったのに。
駿平は渡会牧場の生産馬だということでダンガンブレッドを応援します。
千草は生産場のことより先生方の挨拶回りに忙しいです。
悟は日本ダービーに運なんてあるわけがない、醍醐ファームのアルデバランが勝つことになんら疑いを持たないようです。
ひびきは血統から冷静に馬を分析します。
馬主や調教師は自分のところの馬を応援します。
渡会社長は優勝した馬がロードウォリアの子だったので種付けしたトヨヒメとロードウォリアの子に期待が膨らみます。
それぞれがそれぞれの思いで日本ダービーを観戦しているのが面白いです。
駿平とひびきがずいぶん仲良くなってきました。

●SIDE STEP ――Sire Line
馬主や関係者が日本ダービーのレースに盛り上がる一方で、競走馬に乗る騎手たちのドラマも描かれています。
親子で騎手なら同じレースでぶつかることもあり、縁のある馬に騎乗することもあります。
馬のレース当日の状態はもちろんだけど、騎手との組み合わせ、性格をどれだけ理解しているか、騎手がうまく馬の気持をのせてあげられるかどうかも大切なことなんだということがわかりました。


ゆうきまさみ じゃじゃ馬グルーミン☆UP! 2巻
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