2016年4月22日金曜日

ゆうきまさみ じゃじゃ馬グルーミン☆UP! 12巻

ストライクイーグルは六歳春緒戦の大阪杯を、なんと繰り上がり優勝。運を味方に去年のチャンピオン、ヤシロハイネスに挑むが…!? さらに夏、駿平の高校時代のガールフレンド・真理子がやってきて…


●STEP 117 夢をあきらめないで(その1)
ヒルダのふたご、ヒコとヒメは渡会牧場の一員になった気持ちで、走ってほしいと願ってしまいます。
悟と駿平の賭けが不毛であることにふたりはようやく気がつきました。

●STEP 118 夢をあきらめないで(その2)
ツキを使い果たしている? そんな気がしないでもないです。

●STEP 119 夢をあきらめないで(その3)
天皇賞です。ストライクイーグルはみんなの期待に応えられるでしょうか。

●STEP 120 夢をあきらめないで(その4)
レース中の馬と騎手の状況、観戦している駿平たち、馬主の佐渡原、調教師の野々村先生、それぞれの立場で天皇賞を描いてあるのが面白かったです。
騎手と馬がケンカしたのがわかったひびきには納得がいかないレースになってしまいました。
馬主佐渡原氏は怒りを通りこして泣いています。
ストライクイーグルが強い馬だということを弓削は見抜いています。一流の馬が超二流のまま終わってしまうというケースは多そうな気がします。

●STEP 121 プレゼント
駿平は馬よりひびきが一番なのでした。

●STEP 122 にちようび
渡会社長は牧場の馬が不調でも、好調でも、胃が痛くなってしまいます。

●STEP 123 相合傘
渡会社長はレースに生産場が出走していないと、淋しさと平和な気持ちを感じるといいます。レースに出走していないと何かが足りない、という思いと、結果に一喜一憂せずにすむという心の安らぎ両方感じるのはよく分かります。

●STEP 124 恋のから騒ぎ
手編みのマフラーを贈ってくれた二階堂真理子が、蓼沼から駿平の居所を訊き、渡会牧場にやって来ます。
梅ちゃんは女の子が駿平に会うために、わざわざ東京から北海道までやってきたという知らせを牧場内に伝えまわります。自分の務めとばかりに張り切るところが面白いです。
たづなは二階堂の存在をきいて落ちつきません。

●STEP 125 恋の罠しかけましょ
駿平が使っていた手編みのマフラーの贈り主が二階堂真理子だということがわかってしまいます。
たづなは気持ちが抑えきれません。ひびきは何食わぬ顔で駿平と二階堂が歩いている様子を眺めています。ふたりの反応が面白いです。

●STEP 126 恋人もいないのに
何しに来たんだ? 二階堂真理子!

●STEP 127 彼女の憂うつ
たづなが家族の二階堂への接しかたに不満をもらします。
「どーして みんなそうお人好しなの?」
だづなの気持ちからするとわからないでもないです。駿平とふたりっきりで会いたいときの言い訳が勉強しかないのはちょっと切ないです。
ひびきは価値観が違う駿平と仲良くする二階堂真理子を黙って見つめます。何を思っているんだろう。


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