真っ黒な長い髪、真夏でも青白い肌、黒沼爽子15歳。
座右の銘は一日一善。
見た目の暗さから小学校以来怖れられています。
それでもポジティブな爽子はクラスのみんなが抱いている誤解を解こうと、きちんと気持ちを伝えると信じてもらえると思い頑張ります。
だけど、なかなか上手くいかない毎日が続きます。
一番早く誤解が解けたのはクラス一、学校一爽やかな風早翔太という男の子でした。
爽子は密かに風早のようになりたいと憧れを抱いています。
風早のほうもクラスの皆がいやがる仕事を率先してこなす爽子のことが気になりだします。
そんな関係から始まった二人は次第に話をするようになっていきます。
風早は早くクラスに馴染めるよう爽子を応援し、爽子はそれに応えようと頑張ります。
頑張りが功を奏したのか爽子は二人の女の子と仲良くなります。
女の子の名前は矢野あやねと吉田千鶴。
二人は爽子がクラスのみんなから距離を置かれているのに気づき、爽子が仲良くなれるように協力していきます。
とにかく純粋で頑張り屋で人に感謝することを忘れない爽子がとてもキュートです。
最後の最後にやっと一瞬だけ、ほんの一瞬だけ笑顔を見せます。風早はそんな爽子ことが次第に好きになっていきます。
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