現代ヨーロッパが舞台で、吸血鬼(バンパイア)伝説、魔女狩り、バチカン、遺伝子操作といったものを絡み合わせ、4、500百年前の出来事をつい先日のように会話する時間の感覚が面白い作品です。
Quo Vadis -何処へ-
ヴァンパイアとそれを狩るもの。有史以来続いてきた争いは、だがその裏にとてつもない秘密を有していた…。“真祖”と呼ばれるオーディンと彼の探し続けた美しい“教授”そして二人の命を狙う“氷のソフィア”。彼らが握る人類の運命の鍵とは!?夢のコラボレーションで贈るかつてないファンタジック・サーガ!!
目的と状況の説明で次巻以降物語が展開していきそうです。
バラバラのものがある接点で繋がっていくまでもう少し待たないといけません。
オーディンが探し続け、ようやく見つけた研究所(ラボ)の仲間はこの計画の発案者でオーディンが教授と呼ぶ人物でした。
しかし、教授はオーディンの知っている姿ではなく人形のような幼い少女に変わっていたのでした。
彼らが来たことで人類の歴史が少しズレてしまうのか、関わったから人類が終末の世界に向かっていくのか展開が楽しみです。
今後の展開で、ソフィアからオーディンが真祖(オリジナル)と呼ばれている理由、見つけた教授が幼い少女になったこと、オーディンに1500年代の記憶がないこと、吸血鬼が実在することになった原因などが気になります。
新谷かおる QUO VADIS 1巻
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