合同で練習してきた仲間がひとり、またひとりといなくなっていきます。
いままでの楽しかった出来事を振り返るアリス、灯里より先に一人前になったことを言い出せなかった藍華、最後に一人前になった灯里が昇格して変わってしまう日常へのとまどいと、今もあの頃も楽しい、楽しかったと思える前向きな気持ちで終りを迎えます。
何かとてもつらいことが起こりそれを解決するでも、誰かと競争するでもなく、やってくる素敵な時間をただゆったり楽しんでいる様子を眺めている漫画でした。
様子を眺めているだけのこのネオ・ヴェネツィアでの出来事にグイグイ不思議と引き込まれていきます。
なんでもないことがいいと思える漫画です。
天野こずえ ARIA 12巻
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