妹であろうと宇宙人であろうと関係ない。彼女はボクの宇宙最愛のひと… 「私は本当の地球人になれない」 そう落ち込むハナと、“永遠の恋人”になるため三谷がとったイチかバチかの行動…!それに対するハナの答えとは!?宇宙規模の小さな恋愛模様、遂に完結!!
別の人生や、将来のことなんて考えたこともなかったハナは、もしかしたらあるかもしれない未来について想像します。
三谷の側にいたい。後悔しない選択。ハナの決断が悲しいです。
感情を抑えようとしなくなったハナ。
花梨というドラマ「テルとハナ」のハナを演じた柏原由美の娘がきっかけで、自然に人間らしく、地球人らしく、ハキハキ喋り、三谷に対してそっけない態度もとったりするようになります。
ハナが三谷に花梨に嫉妬したことを告白する場面は、互いを想いあい、関係がより強くなっていくのを感じます。
なのにハナが下した決断は……。
好きな人たちの幸せを願う、というものでした。
このお話はもしかしたら、とても大切な人がいて、その人が地球人ではなくて、なんとしても離したくない貴重な経験をしたのに、記憶を消されてしまい、日常を過ごしているかもしれない地球人がいるかもなと思わせてくれました。
終わり。
星里もちる 光速シスター 3巻
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