2020年7月4日土曜日

草凪みずほ 暁のヨナ 6巻

緑龍ジェハと出会い個人的な物語が描かれるのではと思っていました。

ヨナは高華国が平和で豊かな国だと思っていたのに、城の外に出てみると考えもしなかったことがたくさんあって、どうにかしなければという考えが強くなっていきます。

自分に出来ること、やらなくてはいけないこと、龍に出会いこれからどう行動するのか楽しみです。




緑龍ジェハはハクを海賊に勧誘したくてようやく探し当てます。

ジェハは素性を明かし船長が引き合わせたいとハクに申し出ます。

ハクと話しているとジェハの背後で女の子の声がします。

「ハク お待たせ あら どなた?」

ジェハの身体に緊張が走ります。振り向きヨナの姿を目にすると、キジャ、シンアが受けた龍の洗礼を受けます。鼓動がどんどん大きくなり、血が沸騰しているのかと感じるくらい身体が熱くなり、龍の能力を備えている脚が疼きます。

ヨナは具合の悪そうなジェハに触れます。どうしてかは判らないけれど目の前にいる人物が緑龍なのではと感じ、

「あなた 緑龍でしょう…?」

と尋ねます。

ジェハは早くこの場を立ち去らねばと何のことだととぼけます。

キジャが駆けつけ、

「姫様 その者が緑龍です!」

とヨナに告げ、ジェハは認めます。

ジェハが海賊だと知るとヨナは船長に会わせて欲しいと言います。

ハクを引き入れたいジェハは明日船に来るよう言います。


船長はギガンと言い、ヨナたちに何が出来るのかと尋ねます。

ハク、キジャ、シンアは力をユンは後方の支援が出来ると示します。

ヨナは出来ることはないが引くわけにはいかないと言います。

ギガン船長はヨナに仕事を依頼します。見事果たせたら仲間として迎えると言います。


ヨナはジェハの助けを借りて依頼を果たします。ギガン船長はまっすぐなヨナを気に入ります。


ギガン船長はヤン・クムジが戒帝国(カイテイコク)を相手に人身売買の取引を行うようで、その取引の前に邪魔な海賊を一掃しようとしていると考えています。ヤン・クムジの取引がいつ行われるのか情報が欲しいと言います。


翌日ジェハは誰も相手にしてもらえなくて退屈そうなヨナを誘い街に偵察に行きます。

人身売買のための人を集めている場所、取引の日時をつきとめます。

あとはどの船に女達が乗っているかを知りたいとギガン船長が言うと、ヨナが自ら人身売買の収容所に潜入すると言いだします。船に乗せられた後に花火を使って居場所を知らせると言います。


ハクは当然反対します。しかしヨナは譲りません。火の土地で見た光景、父親のイル王の治世を嘆いていた人々の声。これらの責任を負って闘わなくてはいけないと言います。ハクは説得をあきらめヨナに従います。


続きます。



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2020年6月4日木曜日

草凪みずほ 暁のヨナ 5巻

白い龍キジャ、青い龍シンア、が仲間になり、次にヨナは緑龍に会いに行こうとします。

緑龍は龍の宿命を知っているようで、知ったうえで何が何でも宿命に抗おうとしています。

自由を獲得するため縛られるものからとことん逃げてきたようです。シンア(青龍)とは反対の生き方をしてきた緑龍はどういう物語の末、ヨナの仲間になるのでしょうか。楽しみです。



地震によって岩山の奥深い空間に閉じ込められてしまったヨナ、ユン、キジャは空気がなくなる前になんとか脱出するため壁を掘ろうとします。

青龍が現れ一番最短で外に出られる方向示し、協力して壁を掘ります。

外ではハクが里の人々の協力を得て、閉じ込められているであろう方向に掘り進めています。

互いに掘り進めて比較的短い時間でヨナたちは外に出ることができます。

青龍は面をつけていて、そうするのには理由があります。里の人々は青龍の目を見ると石になるというのです。

ヨナは青龍のことを誰も理解してあげようとしない里の人たちにくやしくて涙します。

ヨナは青龍にこの里を出て、私たちと一緒に行こうと言います。

青龍はこれまでの孤独からヨナを全部信じていいものか迷います。

しかし、信じてみたいと思う心が青龍にヨナたちと一緒に行く決断をさせます。



青龍には名がなく、ヨナが「シンア」と名づけます。

シンアはヨナが初めて名づけてくれた名前を大事にしようとうれしそうにしています。



キジャが緑龍の気配を感じます。

キジャは別の龍シンアに会えてうれしそうです。



ヨナは緑龍がいる場所に向かう途中、火の土地のとある村の悲惨さを目にします。

土地は痩せ、村人は病を治す術もなくただ絶望とともに終わりを待つような有様。

すこし話しができる村人はヨナの父である先王イルを非難します。

ヨナは城の外に出てみて初めて国の現状を知ります。涙を押し殺し強くならねばを決意を新たにします。



緑龍を探して、地の部族阿波(アワ)の港にやってきます。

緑龍は白龍キジャと青龍シンアの気配に気づいています。会いたくないので逃げています。

ヨナは緑龍を探しながら、街に活気がないことに気がつきます。

阿波の人から情報を得て、この一帯の領主であるヤン・クムジの横暴を知ります。

海賊と呼ばれる集団がヤン・クムジに対抗していることを掴むとヨナは、海賊に接触しようとします。

緑龍はジェハと言い、海賊の一味です。

ジェハはハクの腕前を街で見かけ、海賊に勧誘したくて、ハクを探します。

ヨナたちはようやくジェハに会うことができます。



ヨナの進むべき道が少しだけ明らかになりました。

スウォンと対峙するのはまだ先になりそうです。

続きます。




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